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3/31のCircle Voiceについてもう少し

3月3日に、吉祥寺キチムでのTakuji (青柳拓次) さんのソロライブに行ってきました。

Takujiさんはそこで、一言も言葉を発しなかった。
言葉はなくて、声だけ。
挨拶もなし。

曲は、3年前にサークルボイスでやってくれた曲たちと、ほぼ同じ。
世界のどこかわからないところで響いているような、なつかしい曲たち。

曲は同じだけど、響き方が、時が経った分、ちがう。
それを聴いて、体のなかで起こる感覚も、ちがう。

(サークルボイスのときみたいに、一緒にうたいたいな)と、一瞬、思ったけれど、でも自分で歌わなくても、響きが体のなかで起こって、体がゆるんだ。

3/31のCircle Voiceのときには、一緒にうたうことになる。みんなで。
そして私のアレクサンダーのワークとのコラボになる。
ひとりひとりが響きとなるためのお手伝い。
この味わいを生かした、Circle Voiceの場のひとつの変奏曲になるはず。

Circle Voiceには参加者として、3、4回ぐらい参加しました。
子どもたちがたくさん来ている回もありました。
集まる人たちによって、味わいが違う。そのときにしかない響き。響きがささえる場。

Takuji (青柳拓次さん サウンズ タクジ)は、UAのプロデュースなどをやったり、3ピースバンド Little Creatures での活動も息長く続けておられるすごい人。そしてこのサークルボイスはTakujiさんのライフワークのひとつなんだと思います。

こちらにCircle Voiceの動画があります。

アレクサンダー・テクニークとの相乗効果で、体全体から声が楽に出しやすくなるはず。
そして、みんなの声が集まって、場に満ちていくことでしょう。

午前の部は、中学生以下の方は無料にしました。
親子参加歓迎です。

【午後の回】

Takujiさんは、かつてBookwormという、誰でも参加できる詩の朗読イベントをされていたことがありました。
今回の午後の回を企画するにあたって私は、18年くらい前にそれに参加させていただいたことも思い出したのでした。たしか911の事件があったすぐ後で、私がアレクサンダー・テクニークを仕事にしはじめたすぐのころ。
そのときの場所は原宿でした。
アレクサンダーのクラスやワークショップのなかで、人前で話したり、朗読したりすることを当時もやっていたけど、今の時代の先端にいるアーティストで、それをやっている人がいるんだ!と、そのとき思ったのでした。
そしてドキドキしながら、番が回ってきて、本の一節を読みました。

Takujiさんと今回みたいな企画ができるとは、そのときは思っていなかった!

というわけで3/31は、午前はコトバのないうたの場、午後はコトバもある場。
片方参加も、両方参加も、どちらもOKです。

お申し込みは、詳細はこちらから

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3/31(土) “CIRCLE VOICE WORKSHOP” 音楽家 Takujiさんを迎えて、声とアレクサンダーテクニークのコラボ

音楽家 Takuji (青柳拓次)さんがファシリテートする参加型コンサート”Circle Voice”と、アレクサンダー・テクニークのコラボを、3年ぶりに行います。

3年前にやったとき、参加者の方々の笑顔がはじけてとまらなかったのが、ありありと思いだせます。

前回の参加者のご感想です。

歌うという概念が全然変わったというか、すごく自然なことなんだな、と感じて、皆さんの声がなんか、景色のような、というか、ここの空間にいるんだけど、外にいるような感じでした。

 

ふだん声を出すのがいつも楽にできないでいたのですが、
今日は自然に声が出たし、集中できて、頭をからっぽにできて、すごく疲れがとれて癒されました。

 

音が終わるところとかが、打ちあわせなしにぴたっと行く感じが、すげえ、な、なんで?みたいな…。気持ちいい感じでした。

 

最初は、自分が出す声のことしか考えていなかったけど、気が付いたらハーモニーというか、みんなの声を感じて、だんだん、深い話も何もしていないのに、みんなのことが好きになった。

 

超楽しかったです。目をつぶるとなんか踊っているみたいな感じで、楽しくてたまらなくなっちゃって、自分の声ってどうせ出ないと思っていたんだけど、楽しいじゃんと思って、あー、おもしろかったです。

 

みなさんのハーモニーが、なんてきれいなハーモニーなんだと聞き惚れてしまいました。下半身からどんどんどんどん上に伸びていくように思うと、声が楽に出ました。

 

合わせているうちに感情がぶわっとあがってきて、涙が出たら、よく見えるようになって、声を出す、響き合うってすごい気持ちよいことでした。

 

今回はどんなふうになるだろう?
私自身、とても楽しみです。

今回は一日ワークショップとして、私がファシリテートする時間も増やしてみました。(半日参加も可能です)。

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●午前の部
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まず、体全体の自然のはたらきを邪魔しないで、無理なく気持ちよく声を出すことを、アレクサンダー・テクニークを基にしたワークで、ゆりこがガイドします。

そしてTakujiさんにバトンタッチ
みんなでスキャットを歌う参加型コンサートの時間です。
Takujiさんのギターと、みなさんの声を響かせます。

「参加者のみなさんが主役の、いい場をつくれたらと思います」(Takujiさん)。

●CIRCLE VOICEについて

会場から立ち上る声の渦に、わたしたちの境が滲みだす

オーディエンスが、Takujiを中心として円になり、
世界中の部族、民衆特有のスキャット(意味を持たない詞)を
オリジナルのメロディにのせて歌う、参加型コンサート「CIRCLE VOICE」。

スキャットは、誰でも簡単に口ずさめるシンプルなもの。
会場に集ってきた人々は、他の参加者と共に自然に声を重ね合わせ、
その日だけのハーモニーを響かせます。

「音楽は、わたしたちが本来的に一体であるということを思い出させてくれます。
それは、遥か昔から変わらない音楽の大切な役割の一つです」

*年齢、国籍、性別、思想、宗教は問いません。どなたでもご参加頂けます。
*美しく上手に歌うことより、お互いの声を感じあう平和な場所を。
*歌うことが好きなひとから、心の中で歌うひとまで。

 

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●午後の部 聞くことと話すこと
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お互いに話すこと、聞くこと、
場のなかで話すこと、聞くことは、豊かな時間をくれます
が、伝えようと思う気持ちや、受け取ろうとする気持ちを
思うように届けられず、
かえって気が重くなったり、疲れてしまったりすることはないでしょうか。

午前中のCircle Voice で味わった場の波動を味わいつつ、
聞くこと、話すことをお互いにやってみたいと思います。

その際に、アレクサンダー・テクニークのワークを使って、
人と関わっていながら、自分の中心を忘れない
ということを探究してみましょう。
(午後は石井ゆりこがファシリテートします。)

意識の5割ぐらいを、聴き手や、話す内容に、
残りの5割ぐらいを自分の体に置いておいて話すと、
どんなことが起こるでしょう?

話の内容は、
・最近読んだ本や、見た映画、行った場所について話す。
・最近大変だったことについて話す
・自分の仕事について話す
・困っていることを話す
・詩の朗読、気にいった本の一節の朗読
・歌う(話ではなくてもOK)
・誰かと雑談

などなど、ほかにもあるかもしれません。

話すときに希望があれば、ゆりこがアレクサンダー・テクニークのハンズオンで、自分の体を思い出すことをサポートします。
聞くときの方のサポートのほうが必要と感じる方もいるかもしれません。それもウェルカムです。

自分の内と外を、両方大切にして、
その間にある窓をちょっとあけてみるような、
そんなあり方で集まる時間になればと思います。


●Takujiさんプロフィール

1971年12月8日、東京。クラシック・ギタリストの家系に生まれる。幼い頃よりギターを手にし、ピアノ、パーカッションを学ぶ。
1990年、Little Creaturesでデビュー。1991年、渡英。一年間のイギリス暮らしのなかで、世界中から集って来た音楽家たちの生音に出会う。
帰国後、Double Famousやソロ名義のKAMA AINA、青柳拓次などでも数々のアルバムをリリース。
2010年、沖縄に移住。日本各地の民謡とホリスティックなセラピーを学ぶ。2013年、新たなるプロジェクトとして、輪になり声が渦を巻く、参加型コンサート”CIRCLE VOICE”を沖縄のヤンバルからスタートさせる。
http://www.takujiaoyagi.com/biography/

●石井ゆりこ プロフィール


1988年にアレクサンダーテクニークを学び始め、1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、東京と神奈川で教え続けている。
音楽家の方、介護職・対人援助職の方、肩こりや腰痛、また対人緊張などに悩む方などをサポートしている。
野口整体、プロセス指向心理学も学んできた。
ひとの多様性、自分の心とからだを自分のものとして取り戻すというテーマに興味を持ちつづけている。
ギター弾き語りが趣味。
国立音楽大学非常勤講師。
著書『ラクになる介護術』(誠文堂新光社)
『演奏者のためのはじめてのアレクサンダー・テクニーク』(ヤマハミュージックメディア)

http://www.littlesounds.com/

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3/31(土)
午前の部:10:20~12:50
午後の部:14:20~16:50
場 所 : 東京都文京区内(お申し込みの後、ご案内をお送りします)。
参加費 : 半日6500円、一日通し10000円、午前の回は中学生以下無料
定 員 : 午前の部:15名/午後の部:10名
講 師 : Takuji/石井ゆり子
お申し込み、お問い合わせ:下にあるフォームにご記入ください。
最後の欄に
・午前、午後、一日通しのどれをご希望か
・ひとこと参加動機――をお知らせください。
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アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、東京と神奈川で週3日づつ個人レッスンを行っています。
レッスン・スケジュールとお申し込みはこちらです。
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うたを作ってうたう人

きょうの生徒さんのひとりは、曲を作り始めて間もないシンガーソングライター。人前で歌うのも、はじめてあまり日が経っていない彼女が、恥ずかしがりながら、レッスンの中で自分の曲をうたってくれた。

とてもすてきな歌だったのだけど、思うように演奏できなくてミスをしたことなど、とても気にしていた。
でも、聴き手としては、ミスがあったとは全然気づかなかった。

歌の世界全体からすれば、ミスなんて、全然気づかないほど。

自分が作った歌詞や、歌の出来についても、本人としては、まだまだ全然満足していないようだった。

私からすれば、充分いい歌だった。殿堂入りの名曲とまでは言わないけれど…。
歌っていうのは、完璧なメロディや、完璧な歌詞じゃなくても、
歌詞やメロディにおさまりきらない思いさえも載せて運んでくれるもののように思える。

いま世の中で歌われている歌も、そういうものなんじゃないか?

まだ、とまどいながら、疑いながら歌っているような彼女。
その、とまどいや、疑いさえも、素敵なんだけど、
これから歌い続けるにつれて、
とまどいや、疑い以上に大きい
彼女の思いがもっと、歌にこめられてきて、同じ歌に、もっともっと命がふきこまれて生きていくんじゃないか?と、想像した。
楽しみだな~。

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青柳拓次さんライブ

ひさしぶりにアレクサンダー・テクニーク以外のことを書きます。
もちろん、アレクサンダー・テクニーク以外にも、いろいろおもしろいことや、感慨深いことを経験しているのです。でも、なかなか書くタイミングがなかったのです。
少しブログに向かう姿勢がストイック(?)になっていたかもしれません。
でも、アレクサンダー・テクニーク以外のことも、やっぱり書きたいですね。

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というわけで、先日、青柳拓次さんのライブに行ってきました。
リトル・クリーチャーズというロックバンドをやったり、映画音楽をつくったり、いろんな人に曲を提供したり、多彩な活動をしている人です。私は彼のつくる歌と、彼のうたのファンなのです。

なんというか、声高に何かをうったえるわけではない、いいうたを作り歌うひとです。

今回、新しいソロアルバムが出て、それの発売記念祭ということでした。

ライブには、和太鼓をたたきながら民謡をうたう木津茂理さん(きづ・しげりさん、女性です)、篠笛の武田朋子さん、二胡の土屋玲子さん、そしてドラムセット、ベース、サックスの西洋楽器は男性陣が担当していました。青柳さんはバンジョー、エレキギター、キーボードをとっかえひっかえしながらリズムをつくり歌います。

最初は法被を着た青柳さんがひとりで出てきて、それから和太鼓の木津茂理さんとふたりで演奏、そのあと、メンバーが出たり入ったりしながら、最後はみんなで村祭りのようになりました。

木津茂理さんのソロもありました。(八丈島に伝わる太鼓のソロと、太鼓を叩きながらの謡いでした)。
和太鼓ってほんとうにおもしろいです。CDで先に聞いていたのですが、あの立体的な音のおもしろさは、生でないとわからないです。そして叩く姿もすてきです。西洋のドラマーとはまた体の使い方が全然違うんですね。(私はドラムを叩かないので、どう違うのかうまく言えないけれど、リズムの捉え方がたぶん違いそうです)。

そんな、和のリズムと、西洋のリズムを合わせるのってむずかしいと思うのだけど(テンポが合っていてもノリが合わなかったりして)、このライブでは、和のリズムのほうに西洋楽器の奏者が合わせていた感じだったのかな? とても気持ちのよいノリでした。(ノリっていわないのかな?もっとふさわしい言葉がありそう。。)

だんだん盛り上がってくる、その盛り上がり方は、イケイケな盛り上がり方とはちがって、村祭りのように、じわじわ、しんみりと盛り上がってくるのです。みんな笑顔なのに、なぜか涙ぐみそうになる、あのお祭りの感じです。

とてもいい時間を過ごすことができました。

青柳さんは、自分の音楽を聴かせたい、というより、お祭りの和・輪をつくって、そのなかにみんなを招き入れたい、という意図でやっていたんじゃないかな?

最近、日本の一昔前のものが見直されたり、それと、私たちの世代が慣れ親しんだ西洋の文化を統合させるこころみがあちこちでなされているように思えます。いや、そういうことは、もっと前から試行錯誤されていたと思うのだけど、それが、頭でっかちでなく、地に足がついた感じでなされているのを目の当たりすることが増えてきたような気がするのです。
いいな、と思います。

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Julian Lage(ジャズ・ギタリスト)映像

Julian Lage Group 最近(2009 21歳)の映像

Julian Lage (ソロ)2007年 19歳

どちらもすばらしい音楽!

体(自分全体)の使い方は2009年の(上のグループの方)はさらに生き生きして可能性を感じさせるような。。

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ジュリアンのギターと、コンストラクティブ・レスト

最近、仕事もちょっと忙しいのだけれど、コンサートなど楽しいことの予定も、なぜか続いています。

きのうは、私がときどき行っているボストンのアレクサンダー・テクニークの学校のトレーニング生でギタリストの人がいるのですが、そのジュリアン・レイジがコンサートのために来日していて、彼のコンサートに行ってきました。

私はボストンに行ったとき、ジュリアンにもワークの生徒さんになってもらったりしていました。そのときは、私のほうが生徒さん役になってもらってありがたいのに、中華料理をおごってくれたりしました。とても人懐っこく親切な青年で、私が異国で心細く感じていたときの一番の清涼剤になってくれた人かも。
おいしいものとか、いい香りのするものが大好きな人です。

私がクラスにギターを持っていったとき、私のギターを見て、「ちょっと弦高が高いから、ハイポジションが弾きにくいんじゃない? サドルを削ってもらうといいかもね」
と言ってくれたのだけど、その後、弾いてみて、と言って弾いてくれたら、同じギターとは思えないほどいい音がしました。
弾きにくいはずのハイポジションの音もとてもきれいな音がしました。

クラスで弾いてくれたとき、さすが上手いし、たのしそうに弾く人だな、すてきだな、と思ったのですが、きのう、ライブを観て、あらためてすごいと思いました。

ピアニストのテイラー(10代の頃から一緒にやっている仲間だそうです)とのデュオで、ジャズをベースに、自らが作曲した曲を演奏してくれました。

曲は、リズムもコードもどんどん移り変わる、結構複雑な曲が多かったです。急に止まったり、急にはじまったり、緩急の変化するリズムなのに、(ジャズだから当然かもしれませんが)指揮者もなく、ピアニストとの息がぴったりあっています。

そして、まるで準備しないで弾いているように、即興のように聞こえるのです。その場で起こっていることをそのまま音にしているかのようです。

そんな音楽を、ときおり、にこっと笑ったりしながら、自然体でラクそうに、そして楽しそうに演奏しています。そういう意味では、クラスで5、6人の前で弾いてくれたときとまったく変わらず、そこがまた、いいんだよね。

いい時間でした。

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コンサート会場でジュリアンのCDを買ったら、曲目が、なんだかアレクサンダーっぽいような。。

“clarity”(明晰さ)
“all purpose beginning”(すべての目的がはじまる所)
“familiar posture “(慣れ親しんだ姿勢)
“constructive rest”(建設的な休息)
などなど。。

“constructive rest” というのは、ひざをたてて仰向けになって休むことをアレクサンダー・テクニークでするのですが、それを人によってconstructive restと呼ぶのです。

ジュリアンのライブの案内文を読むと、
「かつて神童と呼ばれ、圧倒的な実力で天才の名をほしいままにする」
なんて。。(そんなにすごい人だったんだなあ。)
でも、きのう聞いてあらためて、たしかに、と納得。

子どもの頃からギターが上手くて、ギターと相思相愛の人が、
アレクサンダー・テクニークを使うことで、その新鮮さをずっと持ち続けて、それを深めていけるんなら、すてきだな。

と、アレクサンダー・テクニーク関係者としては、思ったりしました。

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CDに書いてあるジュリアンのコメントがいい。

「僕は音楽を自分がコントロールできる領域のものではなく、自然界の延長として捉えている。それに音楽が僕の一番偉大な教師でもあるんだ。音楽を通じて学んだことは、ダイナミックで感銘を与えてくれる人と人との関係性だ。この豊かな環境の一部になれたことに深く感謝しているし、僕が人間的にも音楽的にも成長するにつれて、目の前に現れるべく待っていてくれているものを楽しみにしているんだ。」

でも、この音楽は、やっぱりCDではなく生がいいな。
彼の弾いている姿を見ながら聴けたのが、よかった!

今日と明日も、彼の公演はあります。

Taylor Eigsti / Julian Lage Duo

http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/409.html

東京駅の近くにある、ちょっとおしゃれなジャズ・バーでやっています。
席に座ってご飯を食べたりお酒を飲みながら観る形式で、デートにもお勧めです。(ただ、食べ物と飲み物は、結構高いので気をつけて)。
こじんまりとしているので、どの席でも見やすいです。

7時からの回と、9時半からの回と、総入れ替え制。
(1回行けば両方のステージを観られるのかと思っていたらちがっていた)

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しかし東京の丸の内があんなに近未来的なことになっているとは知らなかった。そして、お店に入ると何もかも高いし。
ジュリアン達は公演が終わった翌日にはもう帰るそうだけど、これが日本なんだ、と思ってしまうのかな?

(もっと、ゆっくりしていければよかったのに。
うちにも来てほしかったな。なんて。)

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京都音楽博覧会

京都音楽博覧会に行ってきました。

http://www.kyotoonpaku.net/

京都音楽博覧会は、京都出身のバンド「くるり」が主催した野外フェスでした。いろいろな土地に根ざしたミュージシャンを呼んできていました。沖縄とブルガリアとアメリカと京都とアイルランド。その土地らしい音楽をやっている人を選んだ、という感じです。日本で名が知られている人もいるけど、半分ぐらいはそうでもない人です。
うん、くるりは、音楽が生まれる「場所」ってものを大切にしている人たちで、そこが私は好きです。

フェスは、最初すごく暑くて、それから雨が降ってずぶぬれになって涼しくなって、しばらく経ったらまた大雨が降って降りやまず、最後には寒かったです。
終わって、京都タワーの銭湯に入って帰りました。同じようにフェスの参加証のリストバンドをつけた人たちがいっぱい銭湯にいました。銭湯のおばさんたち驚いただろうな。若い子たちが急にいっぱいきて。(私はあんまり若くないけど)。

でも日本の音楽フェスの老舗のフジロックも、最初の年はすごい悪天候だったらしいし、それで今まで続いているわけだから、フェスに雨というのは幸先がいいのかもしれません。快適な天候より思い出に残りそう。
今度またフェスに行くとしたらどんなに晴れていても雨の用意はしていこう。

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会場は、梅小路公園というところで、まわりには団地などがあるのであまり大きな音を出せないらしく、すべてのバンドがアコースティック編成でやりました。アンプは通すのだけど、エレキギターやドラムセットは使わない編成です。これがなかなかよかったです。

出演者のひとりのcoccoも、ギタリストの長田さんと二人だけの編成でしたが、 cocco自身も珍しくギターを弾いていました。(「私は楽器がなにもできないから」、といつも言っているのに)。

そして沖縄の、米軍基地の移転予定地、辺野古にいる希少動物ジュゴンのことを話して、ジュゴンに捧げる歌を歌ってくれました。沖縄出身者として、基地がすでに生活の一部になっていることにたいする複雑な思い(一概に反対といえないということもふくめて)もありながら、それでもジュゴンが帰ってきたニュースを見てとてもうれしかったそうで、ジュゴンのために自分にできることをしなくちゃと思ったそうです。

これは、それより少し前のトークと歌ですが、同じテーマのcoccoの話です。
http://www.cocco.co.jp/contents/index.html
(「期間限定スペシャル映像はこちら」と言うところをクリック)
でもフェスのときは、coccoは京都の町で前の日に基地反対のビラをもらってさらに考えたこととかもふくめて、リアルタイムな気持ちをいろいろ話してくれました。ウェブサイトのときよりも、やわらかいというか、両方の立場を考えたような、そんな話でした。

coccoの歌声がとてもよく響いて後方のマンションのほうにこだましていました。
思わず後ろをふりむいてマンションのほうを見ていた人が私のほかにもいました。
マンションの人がベランダに出て見ていました。

そのほかにも、いろんなしょうもない話もしてくれながら歌ってくれて、そんな話と歌とのひとつながりな感じがよかったです。

他のミュージシャンの演奏も、寒いなかだったけどよかったです。
くるりは今年になってから3回目なので、くるりには厳しくなってしまうけど、でもやっぱりよかったです。ウッドベースとアコースティックギターをずっと弾いてくれたのがよかったな。

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それから屋台の食べ物屋がとてもよかったのです。
みんな手作りでちゃんと作っているお店ばかりで、食べ物も飲み物もおいしいのです。

若い人が小資本で経営からやってるお店が多かったようで、こんな大きなイベントが初めてで、ご飯が足りなくなったりいろいろハプニングはあったようだけれど、いい「気」が出てました。

そして1万8000人の入場者でしたが、食器は割り箸以外ぜんぶリユースで、その場で洗ってまた使う(ボランティア団体の若者たちが洗ってくれるのだけど)という画期的な試みでした。ごみがでないし、なんといっても紙コップや紙皿より味がずっとおいしく感じます。
(割り箸はリサイクルするんだって。)

なんかこのシステム、物質としてのごみが出ないだけじゃなくて、その場にいい「気」を集めることに貢献しているような気がしました。
こういう大きなイベントで、こういう気持ちよさを体験した人たちがそれを家に持ち帰ることで、なにかが変わっていくことってありそう。

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音楽博覧会自体、スポンサーなしで行われたようで、満員御礼なのに赤字だったそうで(ということはくるりのCDの売り上げでまかなわれたのかなあ?)、大変だけど、その分、いい「気」で満ちていた感じでした。

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高尾山

12日の日曜日、高尾山に行ってきた。
高尾駅からバスで15分、「日影」というところで降りる。このへんは
「裏高尾」というみたい。少し行くと林道に入り、小川が流れていて、それに沿って歩く。とても涼しい!

少し行くと「日影キャンプ場」。
こじんまりとしたキャンプ場だ。
今日はここでイベントをやっているのだ。「高尾山エコラボキャンプ」。
音楽が聞こえてくる。
ほんとうはきのうからの二日間のイベントで、テントを張って泊まった人たちもいる。

出店で、オクラトロトロ丼を頼み、川のそばに座ってお昼ごはん。高尾でとれた野菜でつくったご飯。
300円だったのだけど、たくさん入っててお腹いっぱい。

食べ終わって川に入ってみる。キーンとするほどとても冷たい。でも少ししたら慣れてくる。
川のなかに、スイカがいくつか転がっていて、お茶やビールと一緒に冷やされている。自然の冷蔵庫。
子どもたちも川で遊んでいる。

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音楽は、ジャズから歌に変わった。
アンプを通したジャズは、演奏としてはすばらしいのだが、ちょっと山にはそぐわない気がした。
やっぱりジャズは都会の音楽のような気がする。

その後の歌のほうがしっくりきた。
なんというか、うまさをひけらかさない、ほんとにそのうたを歌いたくて歌っているうたという感じでよかった。でも私はあんまりじっくり聞くより、聞こえてくるという感じがよくて、出店などを見ながら聞いていた。

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原子力の研究者の小出裕章さんを見かけた。今朝、講演をしたのだが、私は間に合わなかった。でも先月私は小出さんの講演を聞いている。原子力にかつては未来を託すつもりで研究をしていたが、今は原発に反対の立場を取っている人だ。
なんというか、自分の主張を押し付ける感じががなくて、研究者として今までわかったこと、わからないことを伝えてくれる人、対話する人という感じ、そして本人は、得た知識を生き方のレベルに落とし込んで生きている人という印象。

キャンプ場での小出さんは、ビールを飲みながら、ひょうひょうとしていて、いろんな人と話しながら楽しんでいた。きのうから居たらしく、今日も一番最後まで居た。「先生」っぽいところが、少しもない。

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千羽鶴かと思って見たら、千羽ジュゴンがあった。沖縄に送るそうで、私も折り方を教わった。「上手に折ると、ジュゴンに似なくなるんですよ。だから慣れちゃうとむずかしいんです。」と、教えてくれた人が言っていた。

竹のお箸や、苔玉をつくるワークショップなどもあって、子どもたちが参加していた。私はヘンプの帽子を買った。

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音楽は、「東京アイヌ」と名乗る人たちの演奏になった。高尾に住むアイヌの3人組。ムックリやトンコリとあわせて歌ってくれる。すばらしかった。

アイヌ語で歌ったあと、「さっき、○○♪と歌ったのは、こういう意味です」と説明してくれる、その、説明のときの歌声もすばらしかった。「渡り鳥の姿が美しすぎて、漁師が撃てなかった」という歌とか、みんな自然の歌だった。

その歌を聴きながら、3歳ぐらいのきれいなワンピースを着た女の子が踊りまくっていた。そのうち興奮してワンピースを脱いでしまい、それを振り回して踊っていた。靴も脱いでしまっていた。

そのうちみんなで輪踊りになった。日本の盆踊りとは逆周りで回る。ひざをおりながら踊る踊り。たのしかった。

それから、沖縄出身のミュージシャンや、そのほかのミュージシャンをステージに呼んで、北から南までの音でジャムセッションをやる時間になった。

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アースデイとか、最近いろいろあるけど、街中の公園でなく、こういう自然のなかでやるイベントは、いい。

ほどよさが、とくによかったんだと思う。
盛り上げようとしすぎて、自然を壊してしまったり、自然のよさが見えなくなる感じ、つくりものっぽい感じが、なかった気がした。

でも2日間で延べ400人の人が集まったらしい。「400人も来ちゃったよ。アハハハ」と、主催者の女性が挨拶のときステージで豪快に笑っていた。若いと思うのにビッグママみたいな雰囲気のある人だ。いい味だしてる。

でも今度は何もないときに、またここに来たいな。近いうちに。

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高尾山に、道路のトンネルを掘る計画があるそうだ。
もしトンネルができたら、この夏の山の涼しさはなくなってしまうだろう。
いろんな虫や鳥の声、ムササビなどもいるらしい、そういう動植物はどうなるだろう。
東京を守っている貴重な山を壊してほしくない。

http://homepage2.nifty.com/kenju/

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鎌倉でカフェライブ?

今日は、数週間前の朝に40分ぐらい電話し続けて予約をゲットした、鎌倉でのカフェ・ライブの日。

少し早めに家を出て、江ノ電に乗って途中下車、ビーチを歩いたら、けっこう波が高いのに波乗りしている人たちがいっぱい、空にはトンビが飛んでいる。足の下の砂の感触が気持ちいい。

それからレイドバックした雰囲気のカフェに入って、番茶とケーキを食べる。おいしかった。
まだお腹がすいていたのだけど、食事は6時からということで、「6時半には出なくちゃいけないけど、間に合いますか?」と、スローなお店なのにちょっと急がせるようなことを言ってしまった。けど、こころよくご飯をつくってくれた。

麻の実カレー。麻の実のつぶつぶの舌触りの、やさしい味の野菜カレーが赤米入りのごはんにかかってる。おいしかった。「ここの時計は、5分ほど進んでいるんです。なので大丈夫!」と送り出してくれた。

しかし鎌倉駅まで行って、目的のカフェライブがあるカフェに行ったら、なんと、お客さんがほとんど誰もいない。入って、「今日、カジヒデキさんのライブの日じゃなかったでしたっけ?」と聞いたら、「きのうですよ」と言われてしまった!

ありゃりゃ。

メインではバンドで活動しているカジくんが、ギター2本とフルートの、アコースティックセットでやるカフェライブ、楽しみにしてたのだけど。。

そういえば予約のとき、電話がつながったら、予約の番号だけ言われて、「当日、開場10分前ぐらいに来てください」と言われて、お金もそのときに払えばいいと、40分も電話がつながらないほど人気のライブにしては拍子ぬけの手続き方法だったもんだった。

まあしかたがないので気をとりなおして、そのお店でアサイーのジェラートを食べて帰ってきた。カシスと紫芋を足して2で割ったような、特徴のある味で、食べるうちにだんだんはまってくる、おいしい味だった。体にもいいんだって。

まあ、ライブにはいけなかったけど、ひさしぶりに砂浜を歩けたし、鎌倉の空気は、東京と近いのに、やっぱりこっちとは違う。カフェもいい感じだった。うん、悪くない日だった。

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カフェにおいてあった「エコサーファー」というフリーペーパーを見ていた。海が好きで湘南に移り住んで、地元のバスの運転手をしながらサーフィンをやってる人の話などが載っていた。

興味深かったのが、ビーチグラス(ビーチに落ちてるガラスの破片が、波に洗われたもの)を、湘南の有志のお店の地域通貨として使う、という企画。

ビーチで3センチ以上のビーチグラスを拾ったら、それはお金のかわりにお店で使える(ただし、ひとつのお店で300円分まで)という。

ビーチグラスはきれいだけど、「ビーチグラスは本来海にあってはならないモノ。しかし、ESでは、ビーチグラスを「拾う&集める&使う」ことで、海を楽しくキレイにできるハッピーな方法であると考えている。そんな行動がキッカケで、海に足を運んでもらえたらいいと思う。そして、ビーチグラスが海からなくなったとき、それがこの企画の終わり。」
と、書いてあった。

なかなかすてきな企画ですよね!

http://www.surfrider.jp/info/info.asp?no=201

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レコードプレーヤー

おととい、部屋の衣替えで、カーペットをしまい、ゴザを敷きました。少し前に窓にすだれとよしずをつけて、扇風機も出したので、だいぶ涼しくなってうれしいです。
なるべく冷房をつけないで夏を過ごしたいな。

模様替えのついでに、オーディオの背中を掃除し、家族から譲り受けた古いレコードプレーヤーを設置しました。

ひさしぶりに昔のレコードをかけました。
無事、ちゃんと音が出ました。
やわらかい音です。

かけたレコードのうちのひとつは、アイリッシュのトラッド・パンク
“The Pogues”のレコード。

このアルバム、買って何年かして、レコードプレーヤーを持たなくなって、同じアルバムのCDも買ったのですが、どうもCDだと、なんだかやたら暑苦しい音に聞こえて耳に馴染まず、すごい好きだったはずなのにアルバム自体聴かなくなってしまっていたのです。CDは売ってしまいました。

でもレコードであらためて聴くと、べつに暑苦しいことなく、あたたかい音楽です、やっぱり。

ギターやブズーキといったアコースティック弦楽器にアコーディオンと笛、それにドラムとベースが入ったにぎやかな音楽をバックに、シェーンの酔いどれの歌がアイルランド移民の物語をうたう。という音楽です。

昔、友達と、「こういうバンドを私たちもやりたい」なんて行って、やろうとしたこともあったな。

そのころ私は、バンジョーを練習していました。
先輩にすすめられて本格的なバンジョーを買ってしまって、それはすごく重さが重たくて大変でした。
バンジョーの速弾き(スリー・フィンガー・ピッキング)を、一生懸命練習して、けっこうできるようになったのだけれど、聴く分にはいいけどやるのはあまり性に合わなかった楽器だったかもしれません。ギターのほうが、派手さはないけど私にとっては気持ちいいかも(=リズムギター)。

ああでも、音楽を演奏したり歌ったりすることを、
やっぱりもう少したくさんやりたいな、今。

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