「手が小さい」「小指の力がうまく使えない」「手が痛くなりやすい」という人へのヒント

手が小さいのが悩みです。 手が小さくて、ピアノのオクターブの和音に苦労している人、ギターのFコードを押さえるのに苦労している人…楽器は違うけれど、共通の悩みですね。楽器を演奏する人以外も、いろいろな道具を使うときに、似たような悩みを持つ人は多いかもしれません。 手が小さくても、それぞれの指を意図したところに届けたい―そのために、指のストレッチをしている人もいるかもしれません。ストレッチをする前に...
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アレクサンダー・テクニークにおける、実験と探求の精神と、教え方の多様性

実験と探求の精神が、アレクサンダー・テクニークの根底にある アレクサンダー・テクニークの創始者、アレクサンダーさんは、シェイクスピアの朗誦劇をする俳優だったのですが、舞台に立つと声が出なくなることに悩まされていました。 舞台で声が出なくなったとき、最初は医者を訪ねましたが、「医学的には問題がないので、医者としてできることはない」と言われ、自分で、自分が声を出そうとするときのことを観察して、自...
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アイボディ・レッスンとワークショップ(4年ぶりのマティアス・アードリック来日!)

”アイボディ”という、アレクサンダー・テクニークから発展した、視覚と脳と体のつながりを改善するレッスンがあります。そのアイボディの先生、マティアス・アードリック Matthias Erdrichが、7月に4年ぶりに来日します! マティアスに初めて会ったのは2010年のこと。 「アイボディ」と呼ばれるようになった、アレクサンダー・テクニークを視覚に応用した、ピーター・グルンワルドのアプロー...
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無理をしなくても、いつのまにか自然とよい姿勢になっている

手を使うことや、楽器演奏と姿勢との関係 楽器を奏する方にレッスンをしていて、「手や、指については常に意識をしているけれど、頭や胴体を意識することは今までありませんでした。でも胴体を意識すると、手が動かしやすくなるのが不思議です!」と、よく言われます。 実は、手を使って演奏する人にとって、手だけに意識を向けるのではなく、頭や胴体を意識に含めると、その結果、指や、手が、格段に動きやすくなるのです...
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「わからなさ」について、「感覚」について

アレクサンダー・テクニークの世界は、本当に多様性があって、人によって、指導者によって、いろいろな考え方や、スタンスがあります。 人によっては、けっこう厳しい修練というスタンスで教えていく方もいらっしゃいます。 そういう考え方・教え方が合っている人もいるのでしょう。   私にとってのアレクサンダー・テクニークは、どんなふうか?それを書いてみたいと思います。   たしかにアレクサン...
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