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わくちんとの出会い

私のホームページをデザインしてくれている人は、わくちん というのですが、彼女は京都に住んでいます。
私が京都のアレクサンダー・テクニックの教師養成トレーニングに在籍していたときに、ひょんなことで知り合って友達になりました。私が教え始めて、ほぼ、練習台に近いような形でレッスンをさせてもらったら、彼女はたいへんアレクサンダー・テクニックに興味をもってくれました。そして私が卒業して、教え始めるとき、彼女もちょうど、勤めていたデザイン事務所から独立しようとしていました。6年前のことになります。まだホームページも今にくらべると全然普及していなかったころですが、「自分のホームページができたらいいかもな?」と思いつき、わくちんに頼んでみました。二つ返事でひきうけてくれて、思っていた以上にすてきなページができあがりました。

お互い、それを「仕事にする」ということがどういうことか、よくわからないまま、手探りではじめていました。

でも、今ほどネットが普及していなかったときにも、アレクサンダー・テクニックのような、一般的にあまり知られていないものをやるには、ホームページがあることが、必要な人に情報が届くためにとても役に立ってきました。私自身もわくちんも、インターネットにそういう役割があることを、そんなに自覚しないではじめたのでしたが。。なので、意外とインターネットを通じて問合せをくださる人がいるのに、二人とも驚いたりしていました。

そして勉強家のわくちんは、めまぐるしく技術革新するインターネットの世界にきちんと対応してくれて、とても助けられています。たいへんな労力だと思います。わくちんと出合わなければ、私の仕事も全然違ったものになっていたでしょう。

その後、私は生まれ育った東京に拠点を移しましたが、ウェブの仕事はわくちんにずっと続けてもらっています。

今回、わくちんが東京の私のうちに来てくれて、いろいろ話をすることができました。話だけでなく、ギターを弾いて一緒に歌ったり、ひさしぶりにゆっくりすることができました。

最近、事務的なやりとりばかりになりかけていたので、ひさしぶりに、そういう時間を持てて、お互いへの信頼を取り戻せた感じで、とてもよかったです。
やはりビジネスでも何でも、人間同士の生身のつきあいって、大事ですね。

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絵を描く猫

アメリカで、”Why Cats Paint”(『なぜ猫は絵を描くのか?』)という、写真入りの本を見つけて買ってきました。

猫は、絵を描くそうです。
知らなかった。。

絵の写真が、描いた猫と一緒にいくつも載ってて、たのしい本です。
猫が描く絵って、色使いもきれいで、いいです。

写生とかもするそうだし、何か事件があったら、そのことを絵に描いたりもするようです。

たとえばミルク瓶がドミノ倒しになってしまった事件があったら、そのことを、白い絵の具をたくさん使って表現したり、するそうです。

でも、そういう話を聞くと、猫に絵を描かせたくなってしまいますが、
最近、猫が絵を描いたらごぼうびをあげるなどと、
無理に描かせるような人も増えていて、そういう傾向はよくない、
と、著者は言ってました。
そうやって描かせた絵は、猫が自発的に描いた絵とは、あきらかに質が違うそうです。

人間に都合がいいようにペットをコントロールしようとする人間の傾向は、よくないことだという考え方で、書かれている本でした。すべての動物は人間と同じように自発性をもって生きる権利があると。

ほんとにそうですよね。
なかなか、いい本でした。

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アメリカに行ってきました。

2週間ほどアメリカに行って帰ってきました。
途中、風邪をひいてしまって、実は寝込んでいた日も多かったのです。

今年は世界的に、風邪が長引く人が多いようですね。
でも風邪をひくと、ゆるむきっかけになるし、ゆるむとその後、前より元気になる気がします。
野口晴哉『風邪の効用』ちくま文庫 という本はお勧めです。)

それでもアメリカに行ってよかったです。

アメリカではシアトルのアレクサンダー・テクニックの先生のところと、オレゴン州のプロセスワークセンターに行ってきました。

今日はプロセスワークセンターで参加したワークショップの話を少し。

続きを読む アメリカに行ってきました。

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ニューヨークから先生が来日!(2)

きのうはアン・ワックスマンさんのレッスンを受けたおかげで、だいぶ、ぼーっとした一日でしたが、おかげで今日はすっきりと、早朝に目覚めてしまいました。ひさしぶりの早起きですが、さわやかです。

きのうのレッスンは、同僚教師の和子さんと一緒に受けました。お互いに教師役/生徒役になって、ワークするところを見てもらおうと思っていたのですが、結局そこまでに至りませんでした。それぞれ自身のワークをしてもらって時間になってしまいました。

アレクサンダーテクニックは「自分自身の使い方」を観るワークですが、
教えることにとっても、
教師自身の「使い方」が、生徒さんに教えるときの鍵になるのです。
教師自身が自分を固めているままだと、生徒も緊張から解放できません。
私自身が「やりすぎ」から離れていくプロセスが、生徒さんに伝わるのです。

自分でそんなにやりすぎていないつもりでも、やりすぎているんだなあ、
ということを、ひさしぶりにレッスンを受けて、あらためて感じてしまいました。

今日もレッスンを受けるので、今日こそはワークするところを観てもらえるかな?

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ニューヨークから先生が来日!

ニューヨークから、アン・ワックスマンというアレクサンダーテクニックの先生が来日しています。彼女はもう20年教えているベテラン先生です。
来日は、3回目ですが、前の来日は9年ほど前でした。

今朝、彼女のレッスンを受けてきました。
なので、ぼーっとしています。

アレクサンダーテクニックのレッスン受けたはじめの生徒さんがよく、「眠くなる」とか「ぼーっとしてしまう」と言うことがありますが、それを、ひさしぶりに体験しています。

アンさんから習ったことについては、できれば後でもう少し書きたいです。

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「お父さんのバックドロップ」

「お父さんのバックドロップ」を観ました。中島らもさん原作、宇梶剛士さん、神木龍之介くん主演の映画です。中島らもさんは、実は昔好きでけっこう読んでました。、まだらもさんが長い小説を書き始める前で、コピーライターとしてや、エッセイを中心に書いていたころで、笑いを追及しているんだけど、弱者に対してや、自分の弱さに対していとおしむような笑いなのでした。しょうもない人物ばっかりなんだけど、生きている、という感じで。で、とうとうらもさん死んでしまいましたけど。

映画とてもよかったです。80年代の大阪の下町という設定になっているのですが、その「80年代」がすごくていねいに作りこまれているのもよかったです。文化住宅(アパート)や、焼き肉屋や、町並みや。。

私は80年代はじめは、主人公の男の子と同じ10代でしたが、郊外に住んでいたのでどっぷりそういう雰囲気につかって生きていたわけではないけれど、でもやっぱりなんだか映画を観て、子どもの頃の原点・的な風景を思い出し、ちょっとその頃に帰りたくなってしまいました。渋谷の映画館の外に出て、「どうしてこんなに風景が変わってしまったんだろう?」と、一瞬愕然としてしまいました。

お父さんがドサまわりのプロレスラーなんですが、子どもと話しているシーンで、
「なんでお父さんはプロレスやってると思う?」
「プロレスが好きだからでしょ!」
「いやちがう、当番だからだ。学校だって、みんなが花の世話ばっかりやっているわけには行かないだろう? トイレ掃除をやる人だって必要だ。それと同じだ」
と言ってたところが、よかったです。
でも子どもはその言葉を聞いているのかいないのか、「お父さんは、僕よりプロレスのほうがずっとずっと好きなんでしょ!」と、怒ってしまうのですが。

はじまりとエンディングの字幕が全部イタリア語なのがおかしかったです。李闘士男監督がイタリア映画が好きで、「この映画はイタリア映画にしたかった!」そうです。
たしかに、イタリア人にも観てもらいたいな。
庶民的などろくささを、おしゃれに描いているところは、たしかにイタリア映画に通じるような気がします。

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セミナー:『うつ』を学ぶ、『うつ』から学ぶ

最近まわりで、「うつ」になっているとか「うつ」になっていたとか
いう人が増えています。実際、現代人の9割はうつだという説もあるそうです。
私自身も、今はおかげさまで比較的元気ですが、人ごととは
思えない面があります。「うつ」を恐れず、つきあえたらいいなあと思い、
知人でうつのことを研究されている坂元仁美さんにセミナーをやっていただくことにしました。

詳細は以下にあります。
ご興味とご都合があいましたら、いらしてください。

セミナー:『うつ』を学ぶ、『うつ』から学ぶ
1月19日(水)1月21日(金 )
講師:坂元 仁美さん(臨床心理士/プロセスワーカー)

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あけましておめでとうございます

昨年中は、アレクサンダー・テクニークを通じてみなさんとお会いできてうれしかったです。おかげさまで、ひとりでは気づけないことにたくさん気づくことができ、世界がまた少しひろがりました。

世界ではいろいろなことが起こったし、身近な場所でもいろいろなことが起こり
ますが、起こることをきちんと受け止めて、日々いきいきと生活していくことで
未来へつなげられればと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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「教師」という立場

このブログは直接的にアレクサンダー・テクニックについて書くということとは、少し違う方向、でもアレクサンダー・テクニックとつながりはある方向、に展開していっています。
ひとりよがりでなければいいのですが。。
よろしければもう少しつきあってください。

きのう、私にとってアレクサンダー・テクニックを教えてる意味について、
次のようなことを書きました。

誰が何をいおうと、どんな情報があろうと、自分の身体を自分で信頼できる人、
自分の感受性を自分で信じられる人、自分で考えて自分で行動できる、
そんな個性的な大人に、みんながそれぞれなれれば、世の中もっと楽しくなる。

そういう人を育てる教師になるために、考えないといけないなぁと思うのが、
「教師」っていう立場についてです。

「教師」っていう立場は、私が好むと好まざるとにかかわらず、
「生徒」という立場からみて「上」に立ってしまう、ということです。

私なんかはそんなカンロクがあるタイプでもないし、声も大きくないし、
しゃべるのも下手だし、
ワークショップのオープニングではいまだにいつもオロオロしてしまうし、
どっちにしてもそんな「上」に立てるタイプじゃないし、、
と、思ってしまうことも多いのですが、
そんなことに関係なく「教師」として人に接する以上、
「上」に立ってしまうのです。

たとえば教師であるときの私が言うことは、
ほんとはそうじゃないかもしれなくても、正しいことに聞こえたり、とか、
ほかにもいろいろあると思います。

私がもう一つ学んでいるプロセスワークというのがあるのですが、
そのなかでの考え方で、教えるということを考えるときに大変役に立った考え方があります。
プロセスワークでは、そうやって立場によってできてしまう上下関係のことを、
「ランク」といいます。
(逆には生徒の立場は生徒の立場の「強み」があるから、
教師と生徒の両方に、お互いにランクがある、なんて言います。)

そして、
大事なことは、ランクをなくそうとすることではない
ランクは、なくならない
大事なことは、ランクがあるってことを、自覚することだ

と、言います。

このアイデアを聞いたときには、ほんとに、目からうろこでした。

それまでは私は、
「そんな『上』に立つのなんて私はキライだから、
私はそういうタイプの先生にはならないよ」
という態度だったのです。
でもそうすると、自分では自覚なしに上に立っていて、
自分では自覚なしに人になにかを押し付けているタチの悪い人になりやすいんですよね。
そして、そのことによって相手(この場合では生徒さん)が悩んでいても、
「それは、その人の問題だ」という結論にしてしまったりしてしまうのです。

それぐらいなら、自覚的にしっかり「上」に立って、
(別にえらそうにする必要があるという意味ではなくて)
その立場としてどうやって自分と相手を尊重して、信頼できる関係をつくれるか
ということを考えたほうがいい
ということです。

そういうことによってこそ、「教師」も「生徒」も、お互い成長できて、
冒頭に書いたような

誰が何をいおうと、どんな情報があろうと、自分の身体を自分で信頼できる人、
自分の感受性を自分で信じられる人、自分で考えて自分で行動できる、
そんな個性的な大人

に、みんなでなっていけるようになる、と、思っています。

たいへん難しいことですが、
このことについては考えつづけていきたいと思っています。

追伸)
プロセスワーク関係者の方、これを見ていたら、「ランク」について補足とか、
参考本の紹介とか、していただければ、たいへんうれしいかも?

また「セルフラーニング研究所」の平井雷太さんの考え方にも、
たいへん参考になり考えさせられるものがあります。

本の玉手箱
「新・子育て廃業宣言」
セルフラーニングシステム」とは、一言で言うと”教えない教育”である。

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私がアレクサンダー・テクニックを教えてる理由

『キラーブランドの始まりは、路地裏のお店から』という本を読んで、
自分がアレクサンダー・テクニックを教えてる意味について考えました。

この本は東海地方の若者男子に大人気のメガネブランドのオーナーが書いた本で、自分の会社や商品を、どう「ブランディング/ブランド化」したかについての本です。
東海地方とか若者男子のファッションとか「ブランド化」とか、私には関係ない世界だなと思ったのですが評判になってる本みたいだったので読んでみたら、
すごくおもしろかったし私にもとても関係があった!

「ブランディング」とは、「らしさ」を追及することだった。

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