「アレクサンダー・テクニークは感情のコントロールに役に立つのでしょうか?」

「アレクサンダー・テクニークは感情のコントロールに役に立つのでしょうか?」 ときどき、そう聞かれることがあります。 それについて、答えてみたいと思います。 というか、レッスンではいつも言っていることですが正解はひとつではないので、その問いのまわりを探ってみたいと思います。 (レッスンではこんなに長くしゃべることはせず、目の前の人と対話しながら、この人の場合はどうかな、と、その人と一緒に見ていくのですが、不特定多数の人が読んでくれているかも、と思いながら書いていくと長い文章になってしまいますね)。   まず、ひとが、日々のいろんな刺激のなかに生きていて、そのときどきに生まれてきた感情は、たとえば怒りなどにしても、必ずしも抑えるのがよいとは限らないと私は思うのです。 感情を表現したほうが健康によいことも少なくないし、人とコミュニケーションをとるにあたっても、感情を表現することによって、結果的に人間らしいコミュニケーションが深まることもあります。 でもそうは言っても、 「いつも、それほど大したことないことで怒ってしまって後で自分でも後悔してしまう」 というようなこと...
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3/31のCircle Voiceについてもう少し

3月3日に、吉祥寺キチムでのTakuji (青柳拓次) さんのソロライブに行ってきました。 Takujiさんはそこで、一言も言葉を発しなかった。 言葉はなくて、声だけ。 挨拶もなし。 曲は、3年前にサークルボイスでやってくれた曲たちと、ほぼ同じ。 世界のどこかわからないところで響いているような、なつかしい曲たち。 曲は同じだけど、響き方が、時が経った分、ちがう。 それを聴いて、体のなかで起こる感覚も、ちがう。 (サークルボイスのときみたいに、一緒にうたいたいな)と、一瞬、思ったけれど、でも自分で歌わなくても、響きが体のなかで起こって、体がゆるんだ。 3/31のCircle Voiceのときには、一緒にうたうことになる。みんなで。 そして私のアレクサンダーのワークとのコラボになる。 ひとりひとりが響きとなるためのお手伝い。 この味わいを生かした、Circle Voiceの場のひとつの変奏曲になるはず。 Circle Voiceには参加者として、3、4回ぐらい参加しました。 子どもたちがたくさん来ている回もありました。 集まる人たちによって、味わいが違う。そのときにしかない響き...
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9/10(土),9/22(木・祝)自分を大切にするコミュニケーション・ワークショップ(アサーティブネスとアレクサンダー・テクニーク)

美野さんと出会ったのは12年前、アレクサンダー・テクニークの生徒さんとしていらしてくださったのがきっかけでした。 しばらくして、一緒にはじめてワークショップをしたのが2006年のこと。美野さんがやっている”アサーティブネス”の手法と、アレクサンダー・テクニークを組み合わせてのワークショップ。 初めての試みでしたが、参加者ひとりひとりの現在地と、願いやニーズを大切にしつつ、コミュニケーションにおいての、いつもの反応と、ちょっと違う選択肢を持つ練習が、楽しくできて、喜んでいただけました。 「またやりましょう」と言っていたのに、早いもので2回目の開催まで10年経っていました。 10年後のワークショップ、どんなワークショップになるか、私自身もドキドキ楽しみです。 「自分が本当にどう感じているかを探る時間にしたい」という美野さんの言葉に共感しつつ。 はじめての方も、美野さんまたは私を知っている方も、どうぞお誘い合わせていらしてください。(石井ゆりこ) ----- 日頃の暮らしの中で、こんな思いをすることはありませんか。 「自分の意見はあるのについ、相手にあわせてしまう」 「断りたくて...
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心の問題は体とひとつながり。

アレクサンダー・テクニークのレッスンをはじめて受けに来られたKさんが、感想を送ってくださいました。 ブログにシェアしてもいいですかとお聞きしたところ、Kさんは、「私のような一般の人に伝われば幸いだなと思います」とのこと。 確かに、たとえば音楽家のためにアレクサンダー・テクニークが役に立つということはかなり知られるようになってきましたが、それ以外の「一般の方」でもレッスンを受けて大丈夫なのか、不安に思われる方がときどきいらっしゃるようですね。もちろん、一般の方、大歓迎です。 アレクサンダー・テクニークのレッスンはどんな感じなのか、その一端を知る手がかりとして、ご本人の許可を得て掲載させていただきます。 「レッスンありがとうございました。帰り道は一段高いところから行き交う人々を見ているような感じで、視界も思考もクリアになったようでした。 また今日は知人と食事をする機会がありましたが、癖になっていたものすごい相槌が(本当に頭が痛くなるほど振りまくってました)、とてもゆっくりできました。今の自分ものすごく上品で女性らしいかも!と思うほどでした。 今まで、「人と話す時は中心軸を意識して...
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アレクサンダー・テクニークと「性格」

アレクサンダー・テクニークのレッスンを続けている生徒さんに、「『性格だからしょうがない』とあきらめていたことが変わってきた」と言われることがあります。 たとえば、「落ち着かない性格」とか、「堅苦しい性格」とか、、。 アレクサンダー・テクニークをやっていると、変わらないものだと思っていたことが、変わってくることがよくあります。それは身体的な面でもあるし、「性格」と言われるようなメンタルな面でもあります。(体と心は、つながっているので)。 もちろん本質的なその人らしさは変わりません。 むしろ、その人らしさを見えにくくさせていたようなベールを取り除く手助けになります。 そうすると、自分でも忘れていたような自分らしさが、出てきたりすることもあります。 ----- 「性格」と言われるようなことも、自分が何らかの状況に対して、反応する癖、である場合もあります。 アレクサンダー・テクニークはまさに、自分の「反応の癖」を見直すこと、 「いつも、同じように(機械的に)反応してしまう」という癖、から、間を置く、 ということをやります。 それは、体の使い方というレベルでもあるかもしれないし...
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