タグ別アーカイブ: アレクサンダー・テクニーク

東京と神奈川のアレクサンダー・テクニーク・個人レッスン 4月後半, 5月はじめのスケジュールとお申込み

鵠沼海岸、1月
鵠沼海岸。鵠沼スタジオから歩いて25分で行けます。

アレクサンダー・テクニークのlittlesounds 湘南・藤沢スタジオ(神奈川)と、東京・文京教室の、個人レッスンの、ご予約受付中のスケジュール枠は以下のとおりです。

このページの更新がすぐにできず、ここに書いてある枠でも予約済みの場合もあります。その場合は、お申し込みをいただいた後、折り返しご連絡させていただきます。

4/22(土)10:00~12:00 町田TEENSPOSTワークショップ(=グループレッスン)

4/24(月)~4/26(水)お休みさせていただきます。
4/27(木)藤沢 19:30
4/28(金)文京 11:00(11:30), 13:30, 14:30
4/29(土)文京 10:00, 11:00, 15:00、17:00、19:00
4/30(日)藤沢 11:30~19:30


5/1(月)文京 15:00
5/2(火)藤沢 9:00、14:30~19:30
5/3(水)文京 10:00
5/4(木)~5/7(日)お休みさせていただきます。


5/8(月)文京か藤沢 10:30~19:30
5/9(火)文京か藤沢 9:00~19:30
5/10(水)文京 13:00、14:00、18:00、19:30
5/11(木)藤沢 18:30、19:30
5/12(金)文京 10:30~18:00


5/15(月)文京 10:30~19:30
5/16(火)藤沢 9:00~14:00
5/17(水)文京 10:30~19:30
5/18(木)文京か藤沢 17:30~19:30
5/19(金)「介護者のからだの使い方」研修@世田谷区
5/20(土)文京か藤沢 10:00~16:00
5/21(日)アレクサンダー・テクニークと気功のワークショップ(座間晶子さんを迎えて)お申し込み受付中


5/22(月)文京 10:30~19:30
5/23(火)文京か藤沢  9:00~19:30
5/24(水)文京か藤沢  10:30~19:30
5/25(木)文京か藤沢 17:30~19:30
5/26(金)藤沢 9:00~19:30
5/27(土)10:00~12:00 町田TEENSPOSTワークショップ(=グループレッスン)お申し込み受付中!

以降、藤沢と文京で、ほぼ週3日づつレッスンを行います。詳しくはお問い合わせください。

レッスンは1回約40分です。(おひとりおひとりの状況によって時間は前後します。おひとりおひとりにとって身につけやすい内容を考えていきます。)
レッスン料金についてはこちら

ご予約は以下のフォームでご連絡ください。
フォームがうまく使えない場合は yuriko@littlesounds.com 宛てに送っていただくか、090-2535-6009 宛てにお電話ください。(留守電に「アレクサンダー・テクニークのレッスンの件」と言ってお名前と連絡先を残していただければ、あとで折り返させていただきます)。

 アレクサンダー・テクニーク・個人レッスンご予約フォーム 

 (リピーターの方は、マークの付いた項目のみ必須入力)

【お名前】

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【メールアドレス(確認用 再入力)】

【生年月日】

【レッスンご希望の教室名】
 湘南・藤沢スタジオ 東京・文京教室

【ご予約ご希望の日/開始時間帯】(第3希望まで)
◆第1希望  開始
◆第2希望  開始
◆第3希望  開始

(時間に幅をもたせてご希望を書いてくださると、ご希望の時間をとりやすいです。
もしご希望の時間がいっぱいの場合は、再度相談のうえ調整させていただきます。)

【レッスンについてどこで知りましたか?】

【レッスンにあたってのご希望は?】


メールは通常24時間以内にお返事します。

(メールをくださってから3日以上経っても返事が届かない場合、エラー、または迷惑フォルダなどに入ってしまった可能性があります。お手数ですが再度お送りくださるか、お電話でお問い合わせください。よろしくお願い致します。)

携帯アドレスからの場合、yuriko@littlesounds.comからのメールが届く設定にしておいてください。

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介護する方、高齢者の方とのアレクサンダー・テクニーク・レッスン

毎日、ご家族の方の介護や、仕事場で介護をされている方は、ほんとうに重要かつ大変なお仕事で、頭が下がります。アレクサンダー・テクニークが、少しでも介護する人、介護される人の助けになれて、お互いの笑顔が増える助けになればうれしいです。

車椅子の方を介護する
illudstrated by Pantaya

介護される方が、からだが固くなって楽に動けないとき、介護する人は力づくでがんばって動かしてあげようとしがちです。でもそれだと介護者は筋力がいくらあっても足りず、くたびれてしまいます。また介護されるほうの人も、力づくで動かされようとすると、つい反射的に抵抗してしまうものです。それでお互いに大変になってしまいます。

アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、介護する方、介護される方がともに楽に動けるためのレッスンを行っています。

その人その人の状況によって、何ができるかは違いますし、私自身、学ぶことのほうが多いですが、今までのなかで、介護する方、される方のヒントになったと思われることを書いてみます。

・介護される人が動けるタイミング(動こうという気持ちが起こるタイミング)に沿って、一緒に動く。忙しいときであっても、動き出しのときにお互いに呼吸をあわせる一瞬の余裕が持てると、そのあとの動きがスムーズになることが多いです。

・歩くときは、同じ方向を見て一緒に歩く。介護される人の視界をさえぎらない。

・片方の手で背中に触れて、もう片方で手をつないで、同じ方向を見て一緒に歩く。(背中の存在を思い出せると、足で踏ん張りすぎて動かしづらくなることが減り、また、体全体のバランスが取りやすくなる)。

・足を出す前に、まず足が着いている地点の上に胴体があるように。腰がひけているところから足を出そうとしてもむずかしいことがある。

・介護者が触れるのではなく、介護される人に、介護者の手をつないでもらったり、体のどこかに触れてもらう。(介護される側の人が能動的に触れて、能動的に自分の感覚を使って確認できるのがよい。体の動きが不自由な方や認知症がある方でも、手の感覚は鋭敏な方が少なくない。その感覚を使うのが、お互いにとっていいです)。

・座ってもらいたいときは、介護者も一緒に膝を曲げる。

・座っているところから立ってもらいたいときは、なるべくひっぱらず、介護者が一度膝を曲げて低くなったところから、二人一緒に上にあがっていくイメージで。

・腕で相手の人を持ち上げる必要があるときは、腕力に頼りすぎる代わりに、背中から腕に力が伝わっているのをイメージする。

個々のケースにあてはまらない場合もあるかもしれませんが、お互いが楽になる介護のために、もし参考になれば嬉しいです。自分たちの場合はどうかを見てほしいという場合は、レッスンでお待ちしています。お気軽にお問い合わせください。

(介護が必要な方と、介護者のペアレッスン 1回約40~50分7000円(おふたりで))
スケジュールとお申し込みフォームはこちら。

著書 『ラクになる介護術』も、よかったらご参照ください。pantayaさんによるすてきなイラストと、行間のある文章で、疲れているときでも読みやすいとの声をいただいてます。

ギタリストの方とのアレクサンダー・テクニーク・レッスン

私は個人的にギターという楽器がとても好きなので、ギタリストの方とのレッスンがとても好きです。クラシック、ポップス、ジャズ、ボサノヴァ、ハワイアン、アイリッシュetc. さまざまな民俗音楽etc. いろいろな奏法のギターを弾く方が来られ、ギターってほんとに多彩な表現ができる楽器だなあと思います。

ギタリスト
illstrated by Pantaya

しかしギターを弾いていて、指や腕を痛めてしまったり、腱鞘炎になったり、首や肩の痛みや、腰痛に悩まされる人も少なくないようです。「職業病みたいなもんでしょうね」と言われることもありますが、痛みが避けられないものと考えてしまうのは、あまりにもったいないと私は思います。長く、できれば一生かけて演奏を楽しみたい、と多くのミュージシャンが思っているはず。痛みからは解放されたいですよね。
ギターを弾き続けながら、痛みから解放されることは可能だと、いろいろなギタリストとレッスンしてきて私は確信しています。

そのためには必ずしも、弾き方、奏法、スタイルを変えなくてもよいかもしれない。同じスタイルのまま、見た目では違いがわからなくても、弾くときの体の使い方の質が変わることは可能で、それによって、同じことを弾くのであっても、楽さ、伸びやかさ、自由さ、力強さが生まれてきます。

そしてギターの音色により深みが増したり、音色がよりクリアになったりして思うような表現ができるようになる。またリズムがよくなる、というようなことが起こるのです。

同時に、ギターを弾いているとき以外の日常生活にも、楽さやしなやかさが増してきたりします。

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初心者の方で、まだ自分の弾き方のスタイルが定まっていないときにアレクサンダー・テクニークを学びつつ、ギターを学ぶのもお勧めです。上達が速くなるし、無理して弾く癖がついてしまわないためにもなります。

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ギタリストの人のためのアレクサンダー・テクニーク・レッスンは、楽器を持たないところのレッスンと、楽器を持ってのレッスンを組み合わせてやります。
たとえば「座る」「楽器をかまえる」などを重点的にやることもあれば、曲を演奏しているときにどうしているかを観るのを重点的にやることもあります。それらを両方やることが多いです。

レッスンはオーダーメイド。その人の演奏経験や演奏スタイル、めざすところ、どこで悩んでいるか、弾いているとき以外どうしているか、などによって違ってきます。

参考までに例として、私がギタリストの方のアレクサンダー・テクニーク・レッスンのなかでよく言っていることのうち、言葉だけでもある程度参考になるかなと思うことを、メモ的に書いてみます。

座るという動きを見直す
・座るというのは、固定した姿勢だと考えられることが多いが、「座るまでの動き」によって、座る姿勢が心地よいか、安定しているかどうか、などが決まってくる。
「座ってしばらく弾いているうちにだんだん姿勢がくずれてきてしまう」という人には特に大事。
・立っているところから座る動きを見直す~胴体を縮めないで座る。上向き方向を思いながら座る。

セミスパイン~建設的な休息
・床やテーブルの上で仰向けになる、「セミスパイン」といわれる姿勢で休む。背中全体を重力にサポートされることで、背中全体の長さ、広さ、厚み、を思い出す。それによって腕が背中からつながっていること、サポートされていることがわかりやすくなる。
・アレクサンダー・テクニークで背中というときは、骨盤も含める。骨盤の底まで含める。(骨盤がとても重要)。

Illustrated by Pantaya  肩甲骨から指先までの長さをイメージしてみましょう。
Illustrated by Pantaya 肩甲骨から指先までの長さをイメージしてみましょう

腕は背中からつながっている.
・肩から先だけが腕だと思っていると、腕を実際より短くしか使えない。それが肩こりなどの原因となったり、弾く姿勢が前のめりになりすぎてしまう原因となることがある。
・肩甲骨から指先までの長さをイメージしてみる。

胴体の側面を思い出す。

指先で弦を押さえる感触、弦を動かす感触を再確認。
指先の感触が体全体~頭まで伝わる←→頭から指先に。
弾きたい音に必要十分な動きを体全体で表現しようとしている。それが自然な体のしくみ。それをじゃまするのをやめるだけ。

弦を、指先だけで押さえない。
・直接的には弦を押さえるのはもちろん指先ですが、指先で弦を押さえるために、ひじから全体を使う意識をもつ。
・体に近いポジション(ハイポジション)を押さえるときも、腕を長いまま使う。腕を縮める必要はない。長い腕のまま、ひじの角度によって、手を近づけることができる。
・押さえるポジションを覚えるとき、指や手の形だけでなく、ひじの角度も含めて覚えるようなつもりで。ひじの自由さが大事。

illustrated by Pantaya
illustrated by Pantaya ギターから離れて、ひじを曲げて、前、後ろに動かしてみましょう。当り前の動きのようで、こういう動きができることを忘れていたかもしれません。

バレーコード(セーハ)を弾くとき
・人差指で全部の弦を押さえるので、人差し指をまずネックに持っていきがちだが、そこをあえて、小指のほうから手を動かしてポジションを見つける。(小指で弦を押さえない場合であっても)
・バレーコード(セーハ)のときも、ひじの角度が大事。ひじを前に出したり、後ろに下げたりすることで、押さえやすい位置が見つかる。

右手~カッティング/ストロークするとき
・下向きにストロークするときも、体の中心では上向きの流れが起こっている。それが腕を振る動きにつながる。体の中心から手の先へ。

自分を固めるのをやめる。
必要があればポジションを固定することはかまわないが、そのために体の筋肉や関節は固めない。いつでも動ける状態で、静止している

楽器におおいかぶさらない。自分が中心にいて、自分の中心から楽器を迎えに行く。

自分の手をみるとき、共演者を見るとき~眼球で見ているのではなく、脳で見ている。
・これは抽象的に聞こえるかもしれませんが、からだに即した話です。
・自分の手を見たりするときに「頭の後ろ(=脳)で見ている」ことを思い出すことで、前のめりになりすぎなくなる。
・眼球は光の情報をとおすだけで、その情報は視神経から脳まで運ばれている。頭の後ろにある脳の視覚野で人はものを見ている。
・共演者を見たり、楽譜を見たりするときも同じ。

楽器(楽器ケース)の運び方を見直す。
・「演奏するときより楽器を運ぶときのほうが、実は疲れやすく、ストレスなんです」と伝えてくれたギタリストの方がいました。それで、肩にケースを背負ったり、手に持ったり、持ちあげたりするときの負担のない「自分の使い方」を、アレクサンダー・テクニークの原理を使って一緒に見直したら、その後、楽器を運ぶことによる疲れがとても減ったそうです。

弾こうとしている曲を、自分はどう表現したいか?
その意図を明確化して、体がそれを表現。
自分がイメージしている音を出すためには、動きさえ改善できればいいわけではありません。ただ、動きが自由になると、生き生きとした、実感をともなったイメージを持ちやすくなります。(一方で逆に、いつのまにか意識が一点集中になりすぎていることによって、体の動きを制限してしまっていることもあります)。

そこであらためて、弾く前に、自分が表現しようとしている情景や感情、色合い、時間の流れなどを思い浮かべてみましょう、視覚化、映像化してみましょう。それでさらに動作を意識する。その相互作用があることで、さらに自由に表現されてくるものがあります。

首を自由に。
上記に書いたようなことを意識しながらも、「首を自由に」ということに、ちょくちょく戻ることが大切です。
首が自由であることが、体全体を生き生き使うための大事な要素です。

レッスンのなかで、その人その人の状況に応じて、上記に書いたようなことを、実際に体験しながら探ったり確認したりして、それを、その人のギター演奏や、生活に生かしていきます。
(その人その人によって、必要な情報は違います。要らない情報は忘れてOKです)。
からだに対しての意識の向け方が変わることによって、今まで体験したことないような感覚が生じることもよくあります。そして結果としてパフォーマンスにも大きな違いが生じたりします。

自分の場合はどうかな、と、興味のある方はぜひ体験してみてください。


アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、東京と神奈川で個人レッスンを、それぞれ週に3日づつ行っています。
レッスン・スケジュールとお申し込みはこちらです。

あがり症の方に

音楽家などの方から、コンサート、あるいはオーディションなどの本番であがってしまって普段どおりに演奏できない、と、相談されることがよくあります。「ふだんは、そんなこと起こらないのに、手がふるえたり、動かなくなったりする」と。
「そんなときどうしたらいいか」ということですが、本番の「そのとき」に対処できるアイデアも、ありますが、それと同時に「ふだん」のことを見直すこともやっぱり大事なんですね。

「ふだんは問題なく弾ける」と、たいがい、言われるし、それは本当だと思うのだけれど、ふだんも実は、問題ない程度に起きているなにかがある。ふだんなら問題がない何らかのその人の傾向が、本番になってアドレナリンが出てきたときに、強調されて現われてくる。そしてそれが、自分のパフォーマンスを邪魔することになってしまったりします。

それを変えたいとか、見直したいと思うのなら、やはり、「ふだん」のことを見てみることからはじめるのが、早道なのではと思います。

たとえば演奏家は、指の動きについてはすごく意識が高いのだけど、胴体とか、足とか、首とかのことは意識したことがなかったりする人が多いようです。また、楽器を持って演奏する人でも、ひじについても意識したことがないという人もいます。また管楽器奏者で唇のことばかり意識しているという人もいたりします。

その部分での動きに「自分は問題がある」と思うからこそ、そこばかり意識するようになっているのですが、その意識の持ち方が逆効果になっていることがあります。問題があるからこそ、その「問題」からいったん離れてみて、全体に戻ることが、問題解決の早道であることが、実際は多いのです。

自分という体全体を使って楽器を演奏しているときに、意識が、一部分だけに偏っていると、サポートをなくしてバランスを崩してしまい、無理やりバランスをとるために体を固めざるを得なくなってしまったりします。体を固めることが必ず悪いというわけではないけれど、身体の一部分だけを固めて、それ以外の部分と切り離されているような状態が長く続くと、苦しくなってしまう場合が多かったりします。

そういう傾向が大問題になっているときではなくて、問題と言えないほどのわずかな傾向であるときのほうが、変えることがしやすいかもしれません。

私のアレクサンダー・テクニークのレッスンではそういうことをサポートします。

ときによっては楽器をかまえる以前のところで、ただ座るという動きをやってみたり、「楽器をかまえる」というのをひとつの動きとして見直してみたりもします。

そして、その人にとって簡単に弾けるフレーズを弾いてみる、そして苦手なところを弾いてみる、それぞれ何が起こるか見てみます。その人、その時によって、どこがクリティカル(=その人にとって決定的な瞬間)かは違うので、お会いして実際に立ちあいながらライブですすめていきます。

そのうえで、人前でパフォーマンスしてみると、緊張の度合が減っているということはよくあるのです。

「ふだん」のことと、人前に立ったときなどの本番の状況のことと、両方を見てみるのが、あがり症や、緊張への対処のワークとして有意義だと思います。

→あがり症(続き) 本番のとき

アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、東京と神奈川で個人レッスンを、それぞれ週に3日づつ行っています。
レッスン・スケジュールとお申し込みはこちらです。

字を書く

ある日のアレクサンダー・テクニーク・レッスンのなかで、

生徒さんが、「字を書くこと」のをやりたいとのことで、やってみた。

ペンで字を書くというのも、体全体の動きで、自分全体を使ったアクティビティ。

字を書くときも、足も大事。

手だけで書こうとすることによって、手に余計な力が入ったり、逆に力が入らなすぎたりしている場合が多いんですよね。足をつうじて地面からのサポートを受け取っていることを認識できると、適度な力を必要なだけ使えるようになるし、微細な動きもしやすくなったりします。

そんなふうに認識してみると、字もイキイキしてくるし、書いてて疲れなくなってくる。

「字を書くの苦手でコンプレックスで、字はなるべく人に見せたくない」と言われていたけど、最後のほうに書いた字は、とてもすてきになっていた。

認識が変わるだけで変わることって、ある。
さらに練習するともっと変わってくるだろうけれど。

別の生徒さんとは、試験勉強のために英語を音読するのをやったり、
また、趣味のアクセサリー作りのアクティビティと、台所仕事と庭仕事をやったレッスンも。

普通に日常を過ごす行為のひとつひとつが、今はやりの言葉で言うとマインドフルになってくると、疲れなくなってくるし、肩こりや腰痛の予防や改善につながる。そしてなにより日常が楽しくなってくる。

そのためには、ちょっとしたコツがある。
そのコツは、文章でどこかに公開するというような万人向けの方法でもある程度は伝えられても、限界がある。その人ならではの癖を、どう見直してみるか、ということとかかわりあっていることなので。

うたと私と、アレクサンダー・テクニーク

私にとっては、たまに人前で歌うということを自分に許せるようになったのは、アレクサンダー・テクニークとの出会いが大きかった。

歌は子どものころから好きだったし、合唱などは機会があればしていたけれど、ひとりで人前で歌うのは、まず「声が小さい」「聞こえない」と言われること、それに、そもそも「人前に立つ」こと自体が、私にはとても難しいことだった。

でも合唱でなくて、ひとりで、(あるいはひとりづつ違うパートで数人というのも好き)歌うことが、したかったのだ。

大学のときにブルーハーツという人たちを知って、あこがれたなあ。あんな風に歌えたらと。

でも、どうしたって、キャラが違って、あんなふうにはなれなかった。

自分じゃないものになろうとしても、よけいに緊張するばかりだった。

まず自分のあり方、自分の声、自分の体、自分のキャラクター、そういうものを認めて、そこから歌う、ということが、できるようになる必要があった。

それは、技術じゃない何かだった。

「声が小さい」のは、緊張とのつきあい方がわかってきたことと、体のなかのつながり、全体性についてが、わかってきたおかげで、昔よりもましになったけど、いまも声量があるとはけして言えない。だけど声量の”量”はなくても、自分の内と外で共鳴するものを届けることができるということを知った。

うん、やっぱり、もっと歌いたいな!
自分のままで。

5ヶ月の赤ちゃんを連れてのお母さん

きょうは5ヶ月の赤ちゃんを連れてのお母さんのアレクサンダー・テクニーク・レッスンでした。抱き上げるところや、抱っこするところ、揺らして寝かしつけるところなど。腰に負担が来ちゃっていたうごきを見直したら、もっと赤ちゃんとお母さんと一体になった動きになりました。

赤ちゃん、私をじーっと見ていて、それからにこにこしだして、元気よく寝返りしたりしてて、楽しかったです。

気功とアレクサンダー・テクニーク(座間晶子さんを迎えて)

シアトル道教学院から、気功の教師でアレクサンダー・テクニーク教師でもある座間晶子(ざま・しょうこ)さんを迎えたワークショップを5年ぶりに行います。
今まで何度か開催していて、いつもとても好評だったので、楽しみにされている方も多いと思います。

私自身も、前回、体がとてもゆるんで新しくなったようだったことを思い出します。
また、晶子さんのお話もとても勉強になります。

晶子さんと最初にワークショップをやったのはもう12年前になりますが、そのとき晶子さんが、「虚領頂頸(きょりょうちょうけい」「気沈丹田(きちんたんでん)」という中国の言葉を紹介してくださり、それはアレクサンダー・テクニークで言うプライマリー・コントロールと同じだと教えてくださいました。首が「虚」になると、気が丹田に満ちる、ということです。なるほどと思いました。

今回はどんなお話が聞けるか、楽しみです。

 

【 座間晶子さんより混元気功について】

混元気功は、私たちの周りにある気を取り入れて、私たちの真ん中にある丹田を養って行くものです。

人は誰でも先天の気を持って生まれてきますが、年齢を重ねるとともに使い減らされて来るものです。これを補い養う効果がこの気功にはあります。

ゆっくりとした無理のない動きなので、お年寄りや体の弱い方などだれにでもできるものです。

こうして気を集めてから、それを全身に巡らせて行く纒絲功(チャンスーゴン)という気功も今回は取り入れて見たいとおもいます。龍遊功亀蛇気功もやるかもしれません。

気功をする際の動作の原則は、実はアレクサンダーテクニークの原則と共通するもので、無駄な力を使わずに効果的な練功をする鍵になります。

今回のワークショップでは、気功の動作を学習しながらその道教から来た東洋的なものを、アレクサンダーテクニークという西洋的なものに照らし合わせて探って行きたいとおもいます。

まず、立つこと、そしてモンキーなど、アレクサンダー・テクニークの原理を使ったワークを行うことで、みなさんが無理なく気功に入りやすくできればと考えています。
はじめての方も経験者も歓迎!

【座間晶子さんについて】

しょうこさんtrim晶子さんは横浜出身、シアトル在住で、シアトルで道教学院という気功と太極拳の学校をご主人と一緒に運営されています。絵描きでもあり、アレクサンダー・テクニーク教師であり、歌、舞踏、芝居などのパフォーマーでもあり、料理人でもある、多彩で多才な先生です。

http://www.taoiststudiesinstitute.org/ 道教学院のサイト(英語)
http://www.shokoza.com/ 晶子さんのサイト(日・英)

 

 

【石井ゆりこについて】

1999年より東京と神奈川を拠点にアレクサンダー・テクニークを教えている。国立音楽大学非常勤講師。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』誠文堂新光社、
『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』ヤマハ・ミュージック・メディア
http://www.littlesounds.com/

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2017年3月11日(土)10:30~12:30、13:45~16:00
場 所:東京都文京区
………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:10000円 (半日参加6000円)
定 員:12名
講 師:座間晶子/石井ゆり子
お申し込み、お問い合わせ:下にあるフォームにご記入ください。または、
yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。
1) お名前 2) お電話番号
3) このワークショップをどちらで知りましたか?
4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)

お申し込みフォーム

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【参加するにあたって、特に興味があることなど、ご自由にご記入ください。】

1月7日(土)音楽のある暮らしに生かすアレクサンダーテクニーク(デビ・アダムスを迎えて)

人前で演奏するときの緊張、初見演奏、練習のコツ――どのあたりに関心をお持ちでも、アレクサンダーテクニークの基本原理を、自分にあてはめて活用することができます。
デビは演奏家として仕事のあらゆる面にアレクサンダーテクニークを活用しています。
アレクサンダー氏の発見に根ざした「インヒビション(抑制)」と「ディレクション(方向性)」について、デビは新鮮な視点を持っており、さらに、そこにテンセグリティや神経生理学などのもっと最近の概念も取り入れています。
参加者はご自分の楽器や疑問・質問を是非お持ちください。
ピアノのある部屋で行う予定です。

あがり症について
正真正銘のあがり症も、もっと程度の軽い緊張も、人前で演奏するときの緊張体験がどんなものであれ、
アレクサンダーテクニークはそうした演奏体験が楽しさや喜びの体験に変わる可能性を提供します。
緊張や不安の症状を自分がどう解釈するかによって、いかにぎこちない道を転げ落ちてしまえるか、
また同じ症状を新たな視点でとらえることで、心の奥底では可能だと知っているような演奏体験へ
いかに変容していけるかについて見ていきます。

●講師紹介 デビ・アダムス(Deborah Fishbein Adams)

ATI公認アレクサンダー・テクニーク教師。トミー・トンプソンのもとで教師養成トレーニングを受けました。2002年からボストン音楽院にて、音楽家、ダンサー、俳優に向けてアレクサンダー・テクニークを教えてきており、2012年には音楽院内にできたアレクサンダー・テクニーク教師養成トレーニングのディレクターになり教師を養成しています。

デビはピアニスト(ボストン大学音楽部ピアノパフォーマンス科修士)で、何年も前に腱鞘炎で悩んでいたとき、アレクサンダー・テクニークに出会ったことが、最終的に痛みのない人生につながりました。このパワフルなワークをほかの人たちにシェアする責任を感じています。

今回、東京でのデビのそのほかのワークショップと個人レッスンについてはこちら
ボストン音楽院サイトのデビのページ(英語)
デビの個人ウェブサイト(英語)

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日 時 : 1月7日(土)10:30~16:30
会 場 : STUDIO1619
西武池袋線「江古田」駅より徒歩6分、
または地下鉄有楽町線「新桜台」駅より徒歩1分
http://www.studio-1619.com/map.html
参加費 : 16000円(事前振込。お申し込み後、振込先をお知らせします。)
定 員 : 10名 おかげさまで満員になりました。以降、キャンセル待ち受付とさせていただきます。(6日、12日の個人レッスンは空きがあります。よろしければどうぞ。)
講 師 : Debi Adams (通訳つき)
お申し込み、お問い合わせ:
yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。
1) お名前 2) お電話番号
3) このワークショップをどちらで知りましたか?
4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)

10/29(土)育つことのお手伝い&自分のなかの子どもを育てる (モンテッソーリ教育と、アレクサンダー・テクニーク・ワークショップ)

7月に行って好評だった、モンテッソーリ教育とアレクサンダー・テクニークのコラボ・ワークショップの第二弾を開催します。31年間モンテッソーリ教育に携わってきて、日本各地でモンテッソーリ教育を広めている、深津高子さんとのコラボレーションです。

高子さんのお話はいつもとても具体的で、なので、理論が理論におわらず、色や形や手触りを持つようです。
子どもたちと、子どもたちのまわりの環境をととのえるための具体的なアイデアがいっぱい。
具体的な質問をするとさらに、すぐにやってみられるような具体的なアイデアが返ってきて、わくわくします。

たとえば前回は、6歳の子どもとお夕飯の買い物に行くときの話が出ました。子どもがスーパーなどに行って「いうことを聞かない子」のようになってしまうのは、子どもにとって、情報量が多すぎるので混乱してしまい、何かに集中したくても集中できなくなってしまうから。「お夕飯に何を作ろうか」、というところから情報を共有して、買いもののメモを書き、一緒に作る、というアイデアを、参加者のひとりの方はさっそく、実践してみましたと報告くださいました。

早速取り組んでみると、子どもがすでに持っている力を実感できました。子どもの力は侮れないですね。
子どもに対する見方が変わってくると、今まで見えていた世界が楽しいものに思えてきました‼︎
今までのように心身の疲れは感じなく、辛さが楽しさに転換されたようです。
これまで緊張状態がずっと続いていましたが、アレクサンダー・テクニークのレッスンでは呼吸を整えることに気づかされ、身体が少しずつ緩み始めました。今回、更に緩みが加速され、生きるのが楽しいと感じられるようになってきました。

ほかには、自分の子ども時代のことを振り返ったという方も多く、また、ワークショップ後、ご高齢の親御さんとのかかわり方が変わったという方もいらっしゃいました。

「すごいね!」という言葉でほめるかわりに、もう少しよく子どもを観察して、ありのままを認めて、その言葉を伝えてみよう、ということもやってみました。
それを職場で実践された方はこう言われていました。

「今までいかに『すごいね』しか言っていなかったかに気づきました。
『すごいね』と言わずに別の言葉を探すようにしたら、時間が必要なので会話がゆっくりになりましたが、
そのときの子どもの顔は、なんだかうれしそうでした。
そして会話も延々つなげなくても、子どもが満足したので、結局は短いやりとりで済んだのでした。

 

高子さんは、「自立」をテーマにお話され、「知的自立には原体験が必要」と言われていました。
つまり、「五感で感じることが、遠い将来、自分で判断するときに役に立つ」そうです。
また、「選ぶこと」そして、「選んだ結果を体験すること―失敗体験も含めて」が必要ということも言われました。
選んだ結果を気に入らなくても、大人が尻拭いをしない、自分で責任をとるという体験が大事だと。

そして、「モンテッソーリ教育は、観察ありきの教育」だということ、
また、「子どもたちに手を使う大人を見せて、人間の文化を継承することが必要」だと言われていました。

とてもインスピレーションを得られるお話でした。
そして、やはりアレクサンダー・テクニークが大事にしていることととても重なると思いました。

今回もひきつづき、
子どもたちのために、また大人になってしまったわれわれ自身の再教育のためにも、
アイデアをシェアしあい、インスピレーションをもらい、体験してみる会になればと思います。

私のほうでは、アレクサンダー・テクニークのワークをとおして、
自分が「今ここにいるという感覚」に意識を持つことや、緊張からの解放、そこから人とかかわること、などについて体験的に気づきを深めるようなことをできたらと思います。

(前回は、高子さんのお話に夢中になりすぎて、アレクサンダー・テクニークのワークの時間が少なくなってしまったので、今回はもう少しコラボらしくできたらいいなと思います。)

高子さんはこの秋には、介護にモンテッソーリを生かすためのセミナーにも参加されたとのことで、お年寄りの環境にモンテッソーリを生かすためのお話も出るかもしれません。

お子さんやお孫さんとのかかわりを見つめ直したい方、
お仕事で子どもと関わる方、
そして、直接子どもに今かかわりがない方も、
ぜひ、一緒に学びあいましょう。

【深津高子さんについて】
80年代にインドシナ難民キャンプで紛争解決の糸口を模索中、「平和は子どもから始まる」という言葉に出会い、帰国後、モンテッソーリ教育の勉強を始める。
その後、府中市にあるモンテッソーリ園に勤め、現在は全国の幼稚園・保育園に出向き、子どもの視点に立った保育環境見直し作業に取り組むほか、子育ち、環境問題など多岐にわたり活躍されています。
AMI(国際モンテッソーリ協会)公認モンテッソーリ教師、同協会元理事、一般社団法人AMI友の会NIPPON副代表、保育環境アドバイザー、フェルデンクライスメソッド・プラクティショナーでもあり、色や素材のコラージュをするアーティストでもあります。

takako y perro

【石井ゆりこについて】
1999年より東京と神奈川を拠点に、個人レッスンや、ワークショップをやっています。ミュージシャン、ダンサーなどのパフォーマー、肩凝りや腰痛、不眠、あがり症、などに悩む方、介護職、針灸師、整体師などの方などが来られています。自分の心とからだを自分のものとして取り戻すというテーマに興味があります。ギター弾き語りが趣味。国立音楽大学非常勤講師。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』誠文堂新光社、
『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』ヤマハ・ミュージック・メディア
http://www.littlesounds.com/

関連リンク
・前回のモンテッソーリとアレクサンダー・テクニーク・ワークショップ案内(2016年)
・モンテッソーリ園に行って子どもたちを観察してきた話(2011年)

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10/29(土)10:30~17:00(お昼休憩あり)
場 所:東京都文京区
………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:8500円
定 員:10名
講 師:深津高子/石井ゆり子
お申し込み、お問い合わせ:
yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。
1) お名前 2) お電話番号
3) このワークショップをどちらで知りましたか?
4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)

 

石井ゆりこによる東京と神奈川・湘南でのアレクサンダー・テクニーク・個人レッスンのスケジュールはこちら