腰痛、肩凝り、頭痛…とアレクサンダー・テクニーク

腰痛、肩凝り、頭痛など、「痛み」とアレクサンダー・テクニークについて、6人の生徒さんによるレッスン体験談を、ここに掲載させていただきます。掲載を了承してくださった方々、ありがとうございます。

 

腰痛が改善されて、姿勢が良くなりました。「過程/プロセス」を重視しても結果が出ることに驚きました。

 仕事柄、コンピュータを使うため、座り仕事が多く、腰痛持ちだったので、それを改善したいと思い、アレクサンダー・テクニークをはじめました。

 レッスンを受けて、腰痛が改善されました。たまに痛くなるが、すぐに痛みが緩和されます。
 また、姿勢が良くなりました。個人的にはこっちのほうが嬉しかったです。

 今まで私は、「結果」を重視する考え方でしたが、「過程/プロセス」を重視しても結果が出ることに驚きました。 レッスンを受ける前には、受ける前は、望む結果に対し自分が何をすればいのかいまいち分かりませんでした。 レッスンを受けて、結果を気にしなくても、今(過程/プロセス)だけ気にすれば良いのが分かり、目からウロコでした。

 発声にも効果があるようなので、今後はこれについてもも試してみたいです。

(M.Nさん 男性、2012年の感想)

 


俳優をやっています。坐骨神経痛がほとんど気にならなくなりました。

 私は劇団で俳優をやっておりまして、アレクサンダーテクニークのことは演劇仲間を通じて聞いてはいたのですが、その内容については全く知らず、
ヘルニアからくる坐骨神経痛で苦しんでいるときに色々調べましたところ、
アレクサンダーテクニークについて書かれた一冊の本に出会いました。

 その話題を事務所でしていたところ、たまたま石井先生の高校時代の後輩が同じ職場におり、ホームページを紹介していただきました。

 早速休みに東京に出かけ、レッスンを受けました。
 まず先生に手足を動かしていただき、骨盤、脊柱、そして頭蓋骨の構造を理解し、立ち座りや歩き方のレッスンというシンプルな内容でしたが、行きの新幹線で座ってるのも辛かった臀部の疼痛が、レッスンを受け後の帰りの新幹線では痛みが半分くらいに軽減されていたのを覚えてます。

 これまで様々な整体やカイロに通いましたが、こんなに即効性があったのは初めてだったので衝撃を覚え、その後何度かレッスンに通いました。階段の登り降りや あぐら座り、カバンの持ち方などのレッスンを受け、何気ない動きにも無駄なく行えるよう自分の身体に意識を払うことによって、自分で自分の身体を矯正する 力も習得できつつあるような気がいたします。

 また、そういう理にかなった動きは舞台上でのパフォーマンスにも大変有効で、発声なども楽に効率よく出せるようになった気がいたします。

 今では坐骨神経痛も殆ど気にならなくなりました。

 整体やマッサージは他力本願なところがありますが、この方法は自分自身の身体の動きへの意識の積み重ねが大きな収穫をもたらすという、いわば生活のコツのようものが明確に示されるので、シンプルでありながら実に効果的だと思います。

(A.Oさん 俳優、静岡市、2008年の感想)

 


毎年繰り返していたぎっくり腰を起こさなくなりました。

 アレクサンダー・テクニークのレッスンを受ける前までは、毎年、年に数回、ぎっくり腰を起こしていたのです。レッスンをはじめて1年を過ぎますが(月1回のゆっくりペースです)、気がついたら、はじめて以来、ぎっくり腰を起こしていません。 特に冬は腰痛を起こしやすいのですが、この冬は大丈夫でした。 まだ少し痛かったり、危ないな、と思うことはときどきありますが、指導を受けてアドバイスをいただいています。

 ただ、ずっと、私は筋力もないし、体が弱いからから腰痛も一生つきあっていくしかないと思っていましたが、そうではないらしいということがわかりはじめています。

(T.Kさん 東京都)

 


ドラムがきっかけではじめました。頭痛、肩凝りがほとんどなくなりました。

 自分はドラムを趣味にしてるのですが、とあるドラムスクールにアレクサンダーテクニークが紹介されていて、アレクサンダーテクニークがどういうものか調べてみたことがレッスンを受けたきっかけです。

 最初は、単純に「どんなもんだろう」と興味本意でした。受けたときの印象は、一言で言えば「驚き」でした。今までの感覚とは違った身体の軽さを感じた驚きです。

 初回レッスンのときには肩凝りが軽減されていて、また顎関節がコツコツと鳴っていたのですが、それが改善されました。小学生の時から肩凝りが酷くて、肩凝りによる頭痛があったのですが、それも、初回レッスンのときにかなり改善されました。レッスンを続けるにつれ肩凝りも軽減され現在ではほとんど頭痛は無くなってます

 レッスンを受けていくうちに至るところを自分で無意識に不要に緊張させてることにも気づきました。(肉体的にも精神的にも)

 体の使い方では音楽や発声、武道など身体を使った表現を趣味・仕事にされている方に役に立つ気がします。

 アレクサンダー・テクニークの考え方はあらゆるものに応用できると思います。自分の中では、不必要な緊張に気づくという考えが役に立っています。また end-gaining的な考えをやめることも、日常に活かされています。

 自分は絵も描いているのですが、アレクサンダー・テクニークをやることで、今までと違う見方ができるようにもなりました。今までもったいなかったな、と感じます。

(Hさん、19才 男性 神奈川県 レッスン16回目位の体験談)

 


腰痛の経過とバッティング

レッスンを開始したころの印象

 初回から3、4回くらいまではレッスン前後の変化が とても大きく感じられ、たとえるなら車を毎回高いものに乗り換えていくような変化だった。 5、6回目を過ぎたあたりからわりと変わり方が緩やかになってきたものの、 このまま続けていけば体の使い方が高度に、複雑に なっていくのだろうなあと期待があった。が、10回を過ぎると、むしろ テーブルワークのあとの立ち方はシンプルな方向になっていった。 すこし拍子抜けしないでもなかったが、なるほどこれが自然な立ち姿 なのかもしれないと納得するようになった。20回をすでに経過した今もその方向で進んでいるようだ。

レッスンに伴って現れた症状について

 初期のころに起きていた症状だが、レッスンの翌日、二日後に頭部がどんよりして重たくなるという日があった。たぶん凝っている後頭部や頚部に意識が回る ようになってきた のが原因だったと思う。これは石井先生に相談しておいた方がよいかな と思い始めた10回目あたりから、身体や脳が慣れてきたらしく、ぴたりとこの症状は出なくなりました。

腰痛の経過とバッティング動作

 私が数ある身体操法のなかからアレクサンダー・テクニークを選んだ理由の ひとつに、ソフトな手技を用いているということがありました。 それまでに体操などの類はいくつか経験していたのですが、 身体を左右にねじる動きの入ったものをやると腰を痛める傾向があり、 運動の選択は慎重を期すようになっていました。 腰のねじりによってスピードや威力を出そうとする系統のスポーツや武道を 近年は避けていましたし、ゴルフなどは一生無理だろうと思っていました。

 レッスンを受けていくうちに体の使い方に変化が感じられるようになり、 腰痛を起こすことが少なくなってきたことと、テクニークで教わったことを なにかに応用してみたいという意識が出てきたので、 近くにあるバッティングセンターに通ってみることにしました。 野球のバッティングは身体をねじるスポーツの代表格で、 以前なら翌日に腰痛を起こしてすぐに離れてしまうのがおちでした。

 今回はときどき棒を素振りしたり、20球打っては2日休むという方法で 少しずつ身体を馴染ませ、テクニークをヒントにしつつ、良いスイングを探しまし た。 さすがに初期のころは腰痛を起こしていましたが、 1,2日休ませてからまた少しだけ打つ、という練習を繰り返しているうちに、 やがて80球続けて打っても腰は壊れなくなりました。 このころになると、上半身が股関節を境に 回転しているのがわかるようになりました。 アレクサンダー・レッスン以前は股関節が使えず、ウエスト回りで身体を強くねじる スイングをしていたことが腰を痛める原因のひとつになっていたようです。

 そのうち個人レッスンにスイングの動きを持ち込んで見 ました。 バットを水平に振り切ることが出来ず、スイングが途中で上に逃げてしまう のが目下の悩みだったのですが、腕をスイング開始時に不必要に 縮めるくせがあると判明し、それを開放してから振ると、自然にフォロースルーが 生まれるようになりました。これは見事に一回のレッスンで定着し、 その後はフォームが良くなり、振りが楽に速くなりました。

いろいろな活動に応用して気が付いたこと

 面白いことに、レッスンで試したことが、その種目自体よりはむしろ全く別の活動 でヒントになったケースが多い。これに気づいてから「アクテビィティでいろいろなことを試す」のに 拍車がかかった。きちんと椅子に座って行う作業が意外に難しい。というか作業そのものは出来るが、すぐに体が固まりやすく、レッスンで教わった時の感覚を 忘れてしまいやすい。逆に、いかにも難しそうな身体運動(野球のバッティングとか太極拳とか) のほうがひとりでも再現がしやすかったり、効果が後まで残ったりした。私の場合割とこういった傾向がありました。これは以前にアレクサンダー・テクニーク に対して持っていた先入観 (きちんとした姿勢を取れる活動にしか役立たないのではないか)とは逆の結果でした。

(Nさん、31才 男性 東京都)

 


坐骨神経痛に悩まされていました。痛みからの解放を感じられたことが新鮮でした。

 10年ほど前に腰椎椎間板ヘルニア に腰椎分離症を併発し、その影響で坐骨神経痛があり、右足に軽度の感覚マヒがあり、左右の足の筋力に差があって、転びやすいといったことに悩まされてきま した。骨盤ベルトで腰部を固定する事で何とか仕事を続けてきましたが、昨年、仕事中にギックリ腰になりました。その後リハビリを兼ねてバレエストレッチを 始めようと思いましたが、バレエ教室の先生のアドバイスを受けて、アレクサンダー・テクニークを受けることにしました。

 レッスンの中で一番新鮮に感じたのは「痛みからの解放」を自らの身体で感じられた体験でした。ワークの中で、痛みから一時的であっても開放されるという体験は精神的にも肉体的にも新鮮な驚きと感動でした。

 レッスンを続けていく中で、自分の中にある日常の動作のクセを知ることで、それを意識しながら、身体のより良い使い方をしていくことで、それが綺麗な動作につ ながり、また、怪我(私の場合、以前は起き上がる時によく首や腰を痛めた)を防いだりするのに大いに役立っています。

 アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けはじめて一年半になりますが、一番変化したことは、 自身の視点の解放とでも言うべきでしょうか。身体のより良い使い方を学ぶだけでなく、今までに気づかなかった(気づけなかった)ことに気づいていくこと で、いろいろな事に興味や関心を持って取り組めるようになりました。最近では8月のワークショップ「声(音)を発することと聞くこと」に参加した後から、 アカペラの素晴らしさに気付き、先日もアカペラに飛び入り参加してきました。

 アレクサンダー・テクニークを今後の生活に生かし ていく為には、これからもレッスンを続けること (笑)だと思っています。仕事が忙しい上に、プライベートでもライフワークとして やっていることなどもあって、月一回のペースではありますが、継続していく中でまた 新たな発見と視点の開放を期待しています。

 バレエストレッチ、ピラティス、ヨガ、自彊術などもそれぞれに良さがありますが、アレクサンダー・テクニークは自分自身に気付いていくための道具として、そこからさらに色々な可能性につなげてくれるものとして、これからも大切にしていきたいと思っています。

(松橋 正子さん 埼玉県)

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