ピアニストの体験談

 

シンプルな動作の中にも、しっかりと心と体の傾向が反映されているのが分かってきて、毎回「おもしろい!」を連発しています。

アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けはじめて一年が経ちました。ピアノを心身ともに楽に弾きたい、というのがきっかけです。

楽器に向かう時はもちろんのこと、立つ・座る…といったシンプルな動作の中にも、しっかりと心と体の傾向が反映されているのが分かってきて、毎回「おもしろい!」を連発しています。 ヒトの体ってこんなに良くできているのか、とも。アレクサンダーテクニークの、精神論だけにとどまらず常に実践的であるところが気に入っています。 先生が生徒を引っ張りあげるのではなく、そっと寄り添って私の変化を見守ってくれる感じも好きです。

レッスンを続けるうち、今まではすぐに「こんなんじゃダメだ!」と結論を出してしまっていたことも、「いや、他に選択肢があるかも。試してみよう。ひとまず自分が何をやっているか観察してみよう」と思えるようになりました。 受講のきっかけはピアノのことだけでしたが、今は、自分のありかた全般を再発見する場としてレッスンを楽しんでいます。

(藤井美紀さん ピアニスト)


ピアノを弾くことが 以前にも増して楽しくなりました。

アレクサンダー・テクニークのレッスンを受ける前は、良い姿勢とはこんな姿勢だから このように動かなければなりませんよ! と自分の体をコントロールし過ぎていたようですが、 レッスンを受けて、まず体を解放する、ということを 体感して学ぶことができました。
また、レッスンにある程度の期間通うことによって体に意識を向けることを習慣づけることができたので 夢中になり過ぎて体のことを忘れてしまうということが、ほとんどなくなりました。

精神面では、気持ちにゆとりができた感じがします。
体が緊張でいっぱいだったときは、気持ちも焦り気味で 「早くやらなくちゃ!」と追い立てられていたものですが 緊張を解くことで、今すべきことに落ち着いて取り組むことが 以前よりずっとラクにできるようになりました。

そのおかげだと思うのですが、ピアノの弾き方が変わりました。
レッスン前は、常に先の音符を追いかけていて いつも演奏が走り気味になっていたのですが 最近は、いま鳴っている旋律を味わいながら弾くという感じで、 奏者でありながら観客でもあるような これまでにはなかった不思議な感覚で弾いています。 とても心地良いので、ピアノを弾くことが 以前にも増して楽しくなりました。

(M.Sさん)


ピアノについては、生徒に指導する時の自分の態度に大きな変化がありました。

アレクサンダー・テクニークのレッスンを受け始めた頃は、アレクサンダー・テクニークによって、ピアノの弾き方、ジンベ(ハンドドラム)の叩き方、ダンスやストレッチの体の動かし方、姿勢などをより良くしていきたと考えていました。
なので、ピアノの椅子に座った姿勢、鍵盤上での手(腕)の動かし方、ジンベを構える姿勢、叩く時の手の動かし方、ダンスの時のバランス、ストレッチの時のからだの意識の仕方など、様々なケースでレッスンしていただきました。
先生がやったことがない(はず)の動作でも、レッスンできるのが不思議でもあり面白いところです。
パフォーマンスに対するレッスンではなく、「人間(の行動)」に対するレッスンだから、そういうことが可能なのかな、と思いました。

レッスンを重ねていくうちに、もっと日常の何気ない動作について気がつくことが増えていったように思います。
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けることによって、楽器演奏やダンスが、いかに日常の自分の状態に左右されているのかに気がつきました。
日常を大事にすることで、演奏やダンスなどの特殊なパフォーマンスも、より磨くことになる。
パフォーマンスが、より自分の中に深く「収まった」ような、そんな感覚になりました。

ピアノについては、生徒に指導する時の自分の態度に大きな変化がありました!
生徒がなかなか弾けなくても、落ち着いて待つことが出来るようになり、次にすべきことを、生徒と一緒に、考える、というレッスンが出来るようになりました。

人を指導する立場の人にとっては、アレクサンダー・テクニークの「人の導き方」は、教え方の一つのユニークな方法としても、非常に参考になると思います。

(T.Eさん ピアニスト、ドラマー、ダンサー)

東京都心(文京区)と湘南・藤沢でのアレクサンダー・テクニーク(アレクサンダー・テクニック)のレッスン。