猫のにゃみが他界しました。(23歳でした)

猫のにゃみが他界しました。(23歳でした)

庭のにゃみ2

鵠沼スタジオにいらしてくださっていた方には御馴染みの、猫のにゃみが、先週の27日(水)未明に、他界しました。
23歳だったので大往生です。(この庭での写真は先月9月の写真)

さびしくなるけれど、でもスピリットはこのへんに、私たちと一緒にいてくれるような感じもしています。

生前は、生徒さんのみなさんにも愛されて、幸せだったと思います。
ありがとうございました!

(さらに…)

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青柳拓次さんライブ

青柳拓次さんライブ

ひさしぶりにアレクサンダー・テクニーク以外のことを書きます。
もちろん、アレクサンダー・テクニーク以外にも、いろいろおもしろいことや、感慨深いことを経験しているのです。でも、なかなか書くタイミングがなかったのです。
少しブログに向かう姿勢がストイック(?)になっていたかもしれません。
でも、アレクサンダー・テクニーク以外のことも、やっぱり書きたいですね。

—–

というわけで、先日、青柳拓次さんのライブに行ってきました。
リトル・クリーチャーズというロックバンドをやったり、映画音楽をつくったり、いろんな人に曲を提供したり、多彩な活動をしている人です。私は彼のつくる歌と、彼のうたのファンなのです。

なんというか、声高に何かをうったえるわけではない、いいうたを作り歌うひとです。

今回、新しいソロアルバムが出て、それの発売記念祭ということでした。

ライブには、和太鼓をたたきながら民謡をうたう木津茂理さん(きづ・しげりさん、女性です)、篠笛の武田朋子さん、二胡の土屋玲子さん、そしてドラムセット、ベース、サックスの西洋楽器は男性陣が担当していました。青柳さんはバンジョー、エレキギター、キーボードをとっかえひっかえしながらリズムをつくり歌います。

最初は法被を着た青柳さんがひとりで出てきて、それから和太鼓の木津茂理さんとふたりで演奏、そのあと、メンバーが出たり入ったりしながら、最後はみんなで村祭りのようになりました。

木津茂理さんのソロもありました。(八丈島に伝わる太鼓のソロと、太鼓を叩きながらの謡いでした)。
和太鼓ってほんとうにおもしろいです。CDで先に聞いていたのですが、あの立体的な音のおもしろさは、生でないとわからないです。そして叩く姿もすてきです。西洋のドラマーとはまた体の使い方が全然違うんですね。(私はドラムを叩かないので、どう違うのかうまく言えないけれど、リズムの捉え方がたぶん違いそうです)。

そんな、和のリズムと、西洋のリズムを合わせるのってむずかしいと思うのだけど(テンポが合っていてもノリが合わなかったりして)、このライブでは、和のリズムのほうに西洋楽器の奏者が合わせていた感じだったのかな? とても気持ちのよいノリでした。(ノリっていわないのかな?もっとふさわしい言葉がありそう。。)

だんだん盛り上がってくる、その盛り上がり方は、イケイケな盛り上がり方とはちがって、村祭りのように、じわじわ、しんみりと盛り上がってくるのです。みんな笑顔なのに、なぜか涙ぐみそうになる、あのお祭りの感じです。

とてもいい時間を過ごすことができました。

青柳さんは、自分の音楽を聴かせたい、というより、お祭りの和・輪をつくって、そのなかにみんなを招き入れたい、という意図でやっていたんじゃないかな?

最近、日本の一昔前のものが見直されたり、それと、私たちの世代が慣れ親しんだ西洋の文化を統合させるこころみがあちこちでなされているように思えます。いや、そういうことは、もっと前から試行錯誤されていたと思うのだけど、それが、頭でっかちでなく、地に足がついた感じでなされているのを目の当たりすることが増えてきたような気がするのです。
いいな、と思います。

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フラカヒコ

フラカヒコ

先日、ハワイのフラカヒコ(古い形のフラ)を観る機会がありました。
太鼓とチャント(声)だけの伴奏で踊る、自然の神様を讃えるフラでした。
フラカヒコは儀式であってお祈りなので、公演という形でやることはあまりないようなのですが、おかげで、観ることができてよかったです。

公演は、草木でつくったレイで祭壇をかざりつけ(その間、観客には背を向けている)、踊り手に、巻きスカートを巻き、草花のレイをひとつひとつつけるところからはじまり、
終わりも、レイをひとつひとつ取り外し、スカートも取り外し、ふだん着に戻るところまでやって終わりになりました。

メインの踊りのところももちろんよかったのですが、
はじまるまで、終わるまでも含めて一連の流れが、一瞬一瞬、全部、気がとおっている、というか、意識がとおっているのが伝わってきて、それがとてもよかったです。
それは人にきれいに見せるためではなく、そういうふうに大事にすること自体に意味があるから。。だと思います。

現代の生活のなかでも、できるだけそういうふうにしていけたらいいな、と思いました。

レイは生の草を使って彼女たちが前日に編んだようで、とてもきれいでした。係の人が、お礼にレイをかけてもらっていたので、休み時間に触らせてもらったら、手触りもすてきだし、とってもいいにおいでした。

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22年ぶりの、先生との再会!

22年ぶりの、先生との再会!

プロセス瞑想とアート・ワークショップ

プロセス瞑想とアート・ワークショップ

坂元仁美さんは、ロンドン在住の、プロセスワークの先生です。
プロセスワークはアレクサンダー・テクニークではありませんが、アレクサンダー・テクニークとつながるところが多く、補い合うところも多いワークです。

1月のワークショップでは、

「見た夢から思ってもいないところにつながったり、気付かないふりをしていたことを認識したり、とてもおもしろかったです。」

「先日のワークショップは、実り多く、とても楽しく過ごす事ができました。自分を含め、起きている事の多様な見方があるという事を、分りやすく体験することができました。」

などの感想をいただきました。

前回は「夜見る夢をひらく」というワークショップでしたが、
今回はまた違った入り口から入っていくワークショップになりそうです。
楽しみですね。

*****************

<豊かな次元とつながる:プロセス瞑想とアートによるポータルづくり>

5月9日(日)10時~17時
場所:都内(下北沢)(詳しいご案内はお申し込み後にお送りします)
参加費:1万円のところ、このブログをご覧になった方は9000円!(学割8000円、材料費込み)
定員:10名
ファシリテーター:坂元仁美(日本プロセスワークセンター)
お申込み、お問合せ:info@innerawareness.org

5月11日(火)11時~17時
場所:littlesounds鵠沼スタジオ
参加費:8000円
定員:10名
ファシリテーター:坂元仁美(日本プロセスワークセンター)
お申込み、お問合せ:石井ゆりこ yuriko@littlesounds.com

日常の忙しさにまぎれているときや、何かに悩んで落ち込んでいる時でも、それ
ほど遠くない別の「次元」には、ある豊かな世界が広がっており、見えないとこ
ろで私たちを支えてくれています。心に残る夢の一場面、時に感じる得も言われ
ぬ雰囲気、自然や自分よりも大きな存在とのつながりの感覚、自分の中にある深
い部分の感覚などは、その次元に触れた瞬間ともいえるでしょう。

地球の大転換期とも言われるこの時期、人生の中で転機を経験していたり、時間
の流れが早まりつつあるのを感じている方も少なくないと思います。このような
時にこそ、このような深くて豊かな感覚とつながることがますます大切になって
きます。そうすることで、行き詰まっていた事態が展開したり、心身の調子が安
定したり、力が湧いてきたりします。逆に、そのような次元とのつながりを置き
去りにしすぎると、自分の力を出し切れずに流されてしまったり、社会全体が軽
いうつ状態になったりもします。

セミナーや瞑想のリトリートでじっくりと非日常の世界とつながることはもちろ
ん大切ですが、そのような場を離れた日々の暮らしの中でも、そのつながりをで
きるだけ保ち続けることが私たちの大きな課題となってくるでしょう。

このワークショップでは、まず、エクササイズを通してふだんの意識や知覚を広
げながら、こちらに届こうとしている深い感覚やイメージを十分に体験し、それ
についての理解を深めていきます。なるべく各自の体験に沿った入り口から入れ
るように、エクササイズは複数ご用意しています。また、ファシリテーターが適
宜、体験を深めるためのサポートをいたします。その後、そのつながりを根付か
せるための「ポータル」となるもの(小さな祭壇や自由な形態のアートやお面)
を、瞑想的な雰囲気の中で、各自手作りしていきます。そして最後に、豊かな次
元とのつながりをしっかりと根付かせるための工夫について学び合い、その手助
けとなるエクササイズを行います。

ふだんアートが苦手と感じている方も、エクササイズや瞑想により自然に創造性
が働いてきますので、楽しく取り組んでいただけることと思います。一日という
短い時間ですが、こちらに届こうとしている大切な世界にじっくり向き合う機会
にしていただけましたら幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

o 本ワークショップはセラピーに替わるものではありません。当日は、ご自身の心身の状態に責任を持ってご参加くださいますようお願いいたします。現在、精神科、心療内科等にかかっていらっしゃる方やセラピーに通われている方は、主治医や担当セラピストにご相談の上でご参加ください。
o ワークショップに関してご質問、不安な点などありましたら、ご遠慮なくファシリテーターの坂元まで(info@innerawareness.org)ご連絡ください。
o 4月28日(水)から5月10日(月)まで都内、横浜で坂元による個人セッションも受け付けております。ご興味のある方は坂元(info@innerawareness.org)まで直接お問い合わせください。

<ファシリテーター・プロフィール>
坂元 仁美(さかもと ひとみ)

臨床心理士。PWI認定プロセスワーカー。
現在、「アウェアネス」をキーワードに、臨床心理、プロセス指向心理学、死生
学、素人なりに興味を持って学んで来た様々なことをなるべく
シンプルな形にまとめながら、HP、ニュースレター、ワークショップ、スカイ
プ・セッション等を通して伝えることに取り組んでいます。
日本プロセスワークセンター・ファカルティー。ロンドン在住。
ホームページ:http://www.innerawareness.org

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