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レッスンを開始したころの印象
初回から3、4回くらいまではレッスン前後の変化が
とても大きく感じられ、たとえるなら車を毎回高いものに
乗り換えていくような変化だった。 5、6回目を過ぎたあたりからわりと変わり方が緩やかになってきたものの、
このまま続けていけば体の使い方が高度に、複雑に
なっていくのだろうなあと期待があった。が、10回を過ぎると、むしろ
テーブルワークのあとの立ち方はシンプルな方向になっていった。
すこし拍子抜けしないでもなかったが、なるほどこれが自然な立ち姿
なのかもしれないと納得するようになった。
20回をすでに経過した今もその方向で進んでいるようだ。
レッスンルームについて
まず西洋のボディワークを和室で行うということが実に意外でした。
たいていの人はヒーリングBGMのかかったワークルームを
想定していると思うので、初回は結構驚くのではないでしょうか。
自分も初回は戸惑っていたのですが、慣れてくるとテーブルワークの
ときに体の各部に集中したり、あるいは屋外の雑音に耳を傾けて味わってみたり
するようになりました。 音の方に集中するというのはワークショップで教わって以来試してみる
ようになりました。
レッスンに伴って現れた症状について
初期のころに起きていた症状だが、頭部がどんよりして重たくなり、
一日中頭が働かなくなったり意欲が湧かないという日があった。
レッスンの翌日、二日後に起きていることにそのうち気が付いたのだが、
たぶん凝っている後頭部や頚部に意識が回るようになってきた
のが原因だったと思う。 これは石井先生に相談しておいた方がよいかな
と思い始めた10回目あたりから、身体や脳が慣れてきたらしく、
ぴたりとこの症状は出なくなりました。
腰痛の経過とバッティング動作
私が数ある身体操法のなかからアレクサンダーテクニークを選んだ理由の
ひとつに、ソフトな手技を用いているということがありました。
それまでに体操などの類はいくつか経験していたのですが、
身体を左右にねじる動きの入ったものをやると腰を痛める傾向があり、
運動の選択は慎重を期すようになっていました。
腰のねじりによってスピードや威力を出そうとする系統のスポーツや武道を
近年は避けていましたし、ゴルフなどは一生無理だろうと思っていました。
レッスンを受けていくうちに体の使い方に変化が感じられるようになり、
腰痛を起こすことが少なくなってきたことと、テクニークで教わったことを
なにかに応用してみたいという意識が出てきたので、
近くにあるバッティングセンターに通ってみることにしました。
野球のバッティングは身体をねじるスポーツの代表格で、
以前なら翌日に腰痛を起こしてすぐに離れてしまうのがおちでした。
今回はときどき棒を素振りしたり、20球打っては2日休むという方法で
少しずつ身体を馴染ませ、テクニークをヒントにしつつ、良いスイングを探しまし
た。 さすがに初期のころは腰痛を起こしていましたが、
1,2日休ませてからまた少しだけ打つ、という練習を繰り返しているうちに、
やがて80球続けて打っても腰は壊れなくなりました。
このころになると、上半身が股関節を境に
回転しているのがわかるようになりました。
アレクサンダー・レッスン以前は股関節が使えず、ウエスト回りで身体を強くねじる
スイングをしていたことが腰を痛める原因のひとつになっていたようです。
軌道に乗ったところで足しげくバッティングセンターに通い、帰りに書店で
野球の入門書に目を通して参考にする、ということをしばらく続けました。
もうこれ以上自己流ではうまくならないな、と思ったところで、
個人レッスンにスイングの動きを持ち込んで見ました。
バットを水平に振り切ることが出来ず、スイングが途中で上に逃げてしまう
のが目下の悩みだったのですが、腕をスイング開始時に不必要に
縮めるくせがあると判明し、それを開放してから振ると、自然にフォロースルーが
生まれるようになりました。これは見事に一回のレッスンで定着し、
その後はフォームが良くなり、振りが楽に速くなりました。
バッティングの二回目のレッスンでは体がきれいに軸を保って
自然にターンする状態を確認し、次の段階として速球に対応する目の使い方について
探求を試みました。速球への対応は、瞬間的に反応が起きているということもあり、
打率を上げることはなかなか一朝一石には難しいです。
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